WordPressのSEO対策で集客効果が感じられないときにチェックしたいこと

SEOに取り組んでいるいるのだが、いまいち集客効果が感じられないときは以下をチェックします。サイトが集客効果を得られていないのではないかと感じられる場合、サイトには次のような特徴があるようです。これはターゲット顧客が明確なっていなかったり、SEO対策で検索エンジン上位表示のみを狙っているような場合に発生しているようです。

SEO集客チェック項目

企業であれば成長、発展させるために目的をもって活動されていると思います。ところがなぜか、ことITになると特別視される方が多いようです。ここでもう一度本来の目的に立ち戻ってサイトの成長、発展を捉えてみてはいかがでしょうか。

  1. サイト名が企業名のみ
  2. 奇をてらったデザイン
  3. 新着情報が更新されていない
  4. 商品の効果が記載されていない
  5. 「スピード対応」など言葉が抽象的
  6. 「お客様の声」によいことしか掲載していない
  7. サイトの訪問者にとってもらいたい行動が不明確
  8. どうでもよい徒然日記的社長ブログがある
  9. Twitterの無意味なつぶやきが表示されている
  10. サイドバーにバナーが多い
  11. 関連のない「用語集」「リンク集」などページがある
  12. ヘッダー画像がスライドしたりフェードして切り替わる
  13. 画像が多くページを開くのに時間がかかる

ターゲットを明確にする

まず、ターゲット顧客とその役割を明確にします。サイトに訪れるユーザーはどのような人たちなのかを明確にし、その人たちの心理と行動を推測します。注意しなければいけないのは、常にユーザー目線でいるという事です。企画を進める中で、どうしても、企業側の意図だけでコンテンツを考えてしまいがちになります。あくまで、利用するのは、ユーザーだという事を忘れずに、考えていく事が重要になります。

競合サイトの調査をする

調査を行う競合の選定にも気を配る必要があります。同じようなサイトだからと言って、ターゲットが同一だとは限りません。そういった場合、比較を行う事で自社の戦略がぶれてしまっては逆効果になりかねません。さらには、競合の取り入れているコンテンツが成果を上げているかどうかもわかりません。調査を行う際は、そういった事も注意して行う必要があります。

企画時に分析を行う事は重要ですが、そこに時間を割きすぎる事も危険です。なぜなら、ウェブ戦略はスピードに左右されることも多く、戦略を練れば練るほど実行に移す時間も遅くなるからです。あくまで、調査も目的を達成させるための手段という事を念頭に、バランスを考えながら実行に移すことが重要になります。

SEO集客の失敗

SEOで失敗しないためにはまず、SEOの目的を明確にすることです。失敗の例としてよく見られるのが、検索ランキングの上位表示やアクセスアップのみとなってしまい、「なんのため」(目的)という部分が明確になっていないことがあります。SEOの目的は、「見込み客を集客する」と「収益を確保する」ことです。アクセスしてくるユーザーは、自分の役に立つ情報が欲しくてキーワードを選んで検索しています。問題は表示されたページに求める答えや情報が表示されているかどうかです。そして、ユーザーが次のアクションをたくなるような情報の掲載と誘導がないと失敗してしまいます。検索結果の上位表示やアクセスアップが目的になってしまうと訪問者数は順調に増加していくが、収益にならないといったことが発生し、結果的に失敗したと判断されがちです。

SEOで失敗を引き起こさないためには長期的・総合的視野でサイトを構築・分析・修正の繰り返すことが必要になります。この時サイトの目的が明確になっていないと無駄な作業を繰り返すことになり、失敗してしまいます。対象とするユーザーに、どの製品・サービスを提供するか。ターゲットの悩み・問題点に、どのように対応できるのか、どのように購入・導入を検討してもらうのかを明確にします。

SEO集客の目的

優れたサイトは、目的達成を加速させてくれます。SEOで集客することに失敗しないようにする下記の流れで目的を考えてみてはいかがですか。

  1. 各ページで、伝えたい事を列挙する
  2. 列挙したことを、ユーザーの目線に立って、すぐに必要としない情報を削除してシンプルにする
  3. ページの内容が、まとまったところで、競合と内容を比べてみる
  4. 最後に、主要な要素のみを更にシンプル化して、サイトのTOPページ内に掲載する情報をまとめる

SEOが失敗していない場合はサイトに以下の現象が見られるようになります。

  • ユーザーが何度も訪れるようになる
  • ユーザーに技術力や情報の優位性が伝わる
  • 次のアクションをとってもらいやすくなり、コンバージョン率を上げることができる

失敗としないためには、どうすればユーザーを増加させることができるかを考えることです。アクセス数やコンバージョン率などは目的の一つに過ぎません。サイトで収益を確保できるものでなければ集客は失敗してしまうことになるのです。

SEOに取り組んでいるいるのだが、いまいち集客効果が感じられないときはチェックします。サイトが集客効果を得られていないのではないかと感じられる場合、サイトには特徴があるようです。これはターゲット顧客が明確なっていなかったり、SEO対策で検索エンジン上位表示のみを狙っているような場合に発生しているようです。