WordPress対応さくらのレンタルサーバはSEOに効果があるか
さくらのレンタルサーバはSEOに効果があるか
さくらのレンタルサーバは、SEOに効果があると言えます。直接的に「さくらのレンタルサーバだからSEOに強い」というわけではありませんが、SEOに有利な要素を多く備えているため、結果的に良い影響をもたらします。
具体的には、以下の点がSEOに好影響を与えます。
- 表示速度の速さ:
- さくらのレンタルサーバは、高速で安定したパフォーマンスを提供しており、ウェブサイトの表示速度が速い傾向にあります。
- Googleはページの表示速度を検索順位の評価指標の一つとして重視しており、表示速度が速いサイトはユーザー体験が向上し、検索エンジンからの評価も高まります。
- 表示に3秒以上かかるサイトは離脱率が高まるというデータもあり、表示速度はビジネスチャンスにも直結します。
- 安定稼働率の高さ:
- サーバーが頻繁にダウンしたり、表示エラーが起きたりするサイトは、ユーザーの信頼を損ねるだけでなく、Googleのクロール頻度も低下し、SEOに悪影響を与えます。
- さくらのレンタルサーバは高い稼働率を誇るため、安心してウェブサイトを運営できます。
- 無料SSLへの対応:
- 現在、ウェブサイトのHTTPS化(SSL化)はSEOにおいて必須の要素です。SSL化されていないサイトはブラウザで「安全ではありません」と表示され、Googleの検索順位にも不利になります。
- さくらのレンタルサーバは無料SSLサービスを提供しており、手軽にHTTPS化できるため、SEO対策として非常に有効です。
- ビジネス向けの機能:
- マルチドメイン対応やWordPress簡単インストールなど、ビジネスサイトや本格的にSEOに取り組みたいユーザーにとって便利な機能が充実しています。
ただし、重要なのは「レンタルサーバーの性能が良いからといって、それだけでSEOが劇的に改善するわけではない」という点です。SEOにおいて最も重要なのは、質の高いコンテンツとユーザーにとって価値のある情報を提供することです。その上で、レンタルサーバーの性能がそれを支える基盤となります。
さくらのレンタルサーバは、SEOに有利な要素を多く備えた、安心して利用できるレンタルサーバーの一つと言えるでしょう。SEOを意識したウェブサイト運営を考えているのであれば、良い選択肢となるはずです。
さくらのレンタルサーバとは
さくらインターネット株式会社が運営する レンタルサーバーサービスです。 ブログからお店や会社のWebサイトまで幅広く利用されています。SSD化をはじめとした機材の刷新によって、 WordPressなどのCMSも快適に動作します。
概要:
- 東証プライム上場企業の運営: 安定した運営体制と実績があります。
- 豊富なプラン: 個人利用から法人利用まで、様々なニーズに合わせたプランが用意されています。
- WordPress簡単インストール: WordPressを利用したウェブサイトやブログの開設が容易です。
- 高速・安定性: 安定したサーバー環境を提供しており、高速化にも取り組んでいます。
- 無料SSL: Let’s Encryptによる無料SSL証明書が利用可能です。
- 2週間無料お試し: 契約前に無料で試すことができます。
主なプランと料金 (税込・月額換算):
- ライト: 月額121円~ (WordPress非対応、ディスク容量100GB)
- スタンダード: 月額500円~ (WordPress対応、ディスク容量300GB)
- ビジネス: 月額1,980円~ (高機能、ディスク容量600GB)
- ビジネスプロ: 月額3,850円~ (さらに高機能、ディスク容量900GB)
- マネージドサーバ: 月額7,485円~ (OS専有プラン、ディスク容量500GB~)
メリット:
- 安価なプランがある
- 安定した稼働実績
- 豊富な情報が入手しやすい
- CDNが無料で利用できるプランがある
注意点:
- 下位プランへの変更ができない
- Webメールの仕様にやや癖がある
- バックアップの手動設定が必要な場合
※最新の情報を公式ページで確認ください
WordPressの対応
さくらのインターネットはWordPressに対応しています。
さくらのレンタルサーバでは、主に以下の方法でWordPressを利用できます。
- クイックインストール機能: コントロールパネルから簡単にWordPressをインストールできます。専門知識がなくても、数分でWordPressサイトを立ち上げることが可能です。
- 手動インストール: WordPressのファイルをアップロードして、手動でインストールすることも可能です。
WordPressが利用できるプラン:
さくらのレンタルサーバの多くのプランでWordPressが利用できます。特に、スタンダードプラン以上であれば問題なく利用できるでしょう。
さくらのデメリット
- プラン変更の制限: 契約後のプラン変更が基本的にできません。上位プランへの変更は可能ですが、下位プランへの変更は一度解約して新規に申し込む必要があります。
- WordPressのインストール: 他のレンタルサーバーと比較して、WordPressのインストールがやや複雑に感じる場合があります。
- 表示速度: 一部のユーザーからは、他の高速なレンタルサーバーと比較して、サイトの表示速度が遅いという声があります。
- 管理画面: 機能が多く搭載されている反面、管理画面が分かりにくいと感じるユーザーもいます。
- 無料独自ドメインがない: 他のレンタルサーバーで提供されているような、契約時の無料独自ドメインの特典はありません。
- PHPバージョンの変更: 複数のドメインを運用する際に、ドメインごとにPHPのバージョンを個別に設定することが管理画面からできません。(サーバー共通の設定になります)
- FTPユーザー数: ライトプランなど一部のプランでは、FTPユーザーを複数作成できません。
- バックアップ: 自動バックアップはありますが、手動での設定が必要な場合があり、初心者には少し難しく感じる可能性があります。
- 電話サポート: 電話での問い合わせは、コールバック予約形式となっています。
レンタルサーバの選び方
レンタルサーバは、運営や故障した際の修理などを含めた管理をレンタルサーバを提供している業者が行ってくれます。構築やメンテナンスの手間なく、手軽にサーバを利用できるのがレンタルサーバというわけです。WordPressを設置するレンタルサーバを選ぶ際は、次の点に注意しましょう。
目的:
- 個人のブログやウェブサイトを始めたい
- WordPressなどのCMSを使いたい
- 本格的なECサイトを運営したい
- プログラミングの学習環境が欲しい
費用:
- 月額料金
- 初期費用
容量:
- ディスク容量
- 転送量
機能:
- WordPress簡単インストール機能
- SSL証明書
- バックアップ機能
- マルチドメイン対応
性能:
- サーバーの処理速度
- 安定性
サポート:
- サポート体制
レンタルサーバー比較
サーバー名 | 月額料金(税込) | 初期費用(税込) | ディスク容量 | WordPress簡単インストール | 無料SSL | 自動バックアップ |
---|---|---|---|---|---|---|
ConoHa WING | 687円~ | 0円 | 300GB~ | あり | あり | あり |
エックスサーバー | 990円~ | 0円 | 300GB~ | あり | あり | あり |
ロリポップ! | 220円~ | 0円 | 400GB~ | あり | あり | (プランによる) |
さくらのレンタルサーバ | 137円~ | 0円~ | 300GB~ | あり | あり | (プランによる) |