
LIQUID PRESS(リキッドプレス)のSEO
LIQUID PRESSのSEOに関する主な特徴:
独自のSEOチェックプラグイン「LIQUID SEO Inspector」やGoogleのテストツールをクリアした、SEOの土台をしっかりと構築してくれるテーマであり、その上で適切な運用を行うことで、高いSEO効果が期待できるでしょう。
- Web標準に準拠: HTML5バリデーションチェックをクリアしており、構造的に正しく、検索エンジンに理解されやすいコードで構築されています。
- モバイルファーストインデックス(MFI)対応: レスポンシブデザインで、スマートフォン表示に最適化されており、Googleが推奨するMFIに対応しています。
- 構造化データに対応: 検索結果でリッチスニペット表示を促す構造化データに対応しています。
- 内部対策機能:
- METAタグ設定: カスタマイザーからMETAタイトル、METAディスクリプション、OGP、Twitter Cardsの設定が可能です。自動表示/非表示の設定もできます。
- hタグ設定: 見出しタグ(h1~h6)の設定が適切にできます。
- パンくずリスト: SEOに効果的なパンくずリストが自動で生成されます。
- パーマリンク設定: SEOに重要なURL構造を管理画面から設定できます。
- 多言語対応(一部テーマ): Googleが推奨する言語アノテーション(hreflang)に自動対応し、SEOに強い多言語化が可能です。
- 専用プラグイン「LIQUID SEO Inspector」:
- ページ内のMETA情報、見出し構造、タイトル・説明文の文字数などをチェックできます。
- Core Web Vitalsの課題に対応するためのチェック機能もあります。
SEO対策としてLIQUID PRESS利用時に推奨されること:
- 「サイト基本情報」の設定: サイトタイトルやキャッチフレーズを適切に設定します。キャッチフレーズはh1タグで表示されるため、SEO対策したいキーワードを入れると効果的です。
- パーマリンク設定: 「カスタム構造」でSEOに有利なURL構造を設定することが推奨されています。
- SEOプラグインとの連携: SEO系のプラグインを利用する場合は、LIQUID PRESSのMETAタグ自動表示設定を「しない」にすることで、タグの重複を防ぎます。
LIQUID PRESSは、基本的なSEO対策が施されており、追加のプラグインなしでも一定のSEO効果が期待できます。さらに、専用プラグインを活用することで、より詳細な内部SEO対策や分析を行うことができます。
LIQUID PRESSの詳細
- WordPress公式ディレクトリ登録テーマ: 無料テーマ「LIQUID」はWordPress公式テーマディレクトリに登録されています。また、有料サポート付きテーマとしても公式に登録されています。
- レスポンシブデザイン: PC、スマートフォンなど様々なデバイスに最適化されたレスポンシブWebデザインに対応しています。独自の「レスポンシブプラス」機能により、ユーザーがPC/スマホ表示を切り替えることも可能です。
- ブロックエディター対応: WordPressのブロックエディター(Gutenberg)に完全対応しており、直感的な操作で簡単にカスタマイズできます。豊富なブロックスタイルやブロックパターンも用意されています。
- カスタマイズ性: ウィジェットによる簡単な編集に加え、Bootstrapにも対応しており、高度なカスタマイズも可能です。
- 100% GPLライセンス: テーマは100% GPLライセンスを採用しており、商用利用や複数のサイトでの利用、改変、再販が可能です。
- 豊富な関連プラグイン:
- LIQUID BLOCKS: スライダーブロックやパターンなどを提供。
- LIQUID SPEECH BALLOON: 会話形式の吹き出しを作成可能。
- LIQUID TOOLS: カスタム投稿タイプやカスタムフィールドなどの機能を提供。
- デザインスキン&パーツ: 簡単にデザインを変更できるCSSスニペット集などが無料で提供されています。
- 多言語対応: コーポレートサイト向けの「LIQUID PRESS CORPORATE」テーマでは、マルチサイトによる多言語対応が可能です。
「LIQUID PRESS」には、用途に合わせて複数のテーマが提供されています。
- LIQUID: 無料の基本テーマ
- LIQUID CORPORATE: コーポレートサイト向けテーマ
- LIQUID MAGAZINE: オウンドメディア向けテーマ
LIQUID PRESS(リキッドプレス)のプラグイン
LIQUID PRESSには、サイトの機能拡張や利便性向上に役立つ様々なプラグインが用意されています。主なプラグインとしては以下のようなものがあります。
無料プラグイン
- LIQUID BLOCKS: スライダーブロックや様々なデザインパターンを追加し、ブロックエディターの操作性を向上させます。
- LIQUID SPEECH BALLOON: 会話形式の吹き出しを簡単に作成できるプラグインです。FAQやレビュー記事などで活用できます。
- LIQUID TOOLS: カスタム投稿タイプやカスタムフィールドを簡単に追加・管理できます。
- LIQUID CONNECT: ポップアップバナーやランダムバナーなどを簡単に管理できるWeb接客ツールです。
- LIQUID RWD PLUS: レスポンシブデザインに加え、PC表示と切り替える機能を追加します。
- LIQUID TREEMAP: サイトの閲覧数をツリーマップで可視化します。
- LIQUID SEO Inspector: SEO内部対策の状況をチェックできるツールです。
有料拡張プラグイン
- LIQUID CMS: WordPressの管理画面やログイン画面を独自にカスタマイズできます。
- LIQUID MULTILINGUAL: 多言語サイトを簡単に構築できます。
- LIQUID SLIDER: スライダーを簡単に作成できます。
これらのプラグインは、LIQUID PRESSのテーマと組み合わせることで、より効果的に活用できます。
LIQUID PRESS(リキッドプレス)のデメリット
LIQUID PRESSのデメリットとしては、主に以下の点が挙げられます。
無料版 LIQUID のデメリット:
- 機能制限: 有料版に比べて機能が限定されています。高度なデザインカスタマイズ、eコマース機能、専用プラグインなどが利用できません。
- カスタマイズ知識が必要: デザインを変更するには、ある程度のカスタマイズ知識が求められます。
- サポートがない: マニュアルや専門的なサポートは提供されていません。
- カスタマイズ項目が少ない: 他の無料テーマ(Cocoonなど)と比較して、設定画面からカスタマイズできる項目が少ないです。
- カスタマイズに関する情報が少ない: 自分でカスタマイズしたい場合に、参考になる情報が少ない可能性があります。
有料版 LIQUID PRESS のデメリット:
- コストがかかる: 当然ながら、有料テーマなので費用が発生します。
- 初心者には複雑に感じる場合がある: 高度なカスタマイズオプションや機能が豊富なため、初心者は操作に戸惑う可能性があります。
- 買い切り型の場合、メールサポートが30日間のみ: 一度購入するタイプのテーマの場合、メールサポート期間が限られています。
特定のテーマ(LIQUID CORPORATE)のデメリット:
- トップページのレイアウトがカスタマイザーとウィジェットで行う必要があり、ボックスエディタで自由に作成できない。
- カスタマイズの幅が広くないと感じる場合がある。
多言語サイト構築の場合のデメリット:
- マルチサイト作成または複数のWordPressのインストールが必要になる。
- 言語別記事の作成・管理が必要になる。
- 言語別のデザイン変更が難しい場合がある。
- メニューやウィジェットなどを言語別に設定できない。
- プラグイン同士の干渉リスクがある。
LIQUID PRESSに着せ替える主な方法
- 新規インストールの場合:
- WordPressをこれから始める、または既存のサイトのデータが不要な場合は、WordPressを新規インストールし、その後LIQUID PRESSをインストール・有効化するのが最もシンプルな方法です。
- 既存サイトに着せ替える場合:
- 現在運用中のWordPressサイトがあり、その内容をLIQUID PRESSのデザインに適用したい場合は、以下の手順が一般的です。
- LIQUID PRESSテーマの購入・ダウンロード: 公式サイトからテーマファイル(zip形式)をダウンロードします。
- WordPressへのアップロード・有効化:
- WordPress管理画面にログインします。
- 「外観」→「テーマ」へ進みます。
- 上部の「新規追加」をクリックします。
- 「テーマのアップロード」をクリックし、ダウンロードしたLIQUID PRESSのzipファイルを選択して「今すぐインストール」をクリックします。
- インストールが完了したら「有効化」をクリックします。
- 初期設定・カスタマイズ: 有効化後、LIQUID PRESSの豊富なカスタマイザーオプションを使って、デザインやレイアウト、色などを設定していきます。
- 現在運用中のWordPressサイトがあり、その内容をLIQUID PRESSのデザインに適用したい場合は、以下の手順が一般的です。
着せ替え時の注意点
- バックアップの取得: 既存のサイトに着せ替える場合は、必ず事前にWordPressサイト全体のバックアップ(ファイルとデータベース)を取るようにしてください。万が一のトラブルの際に元に戻せるようにするため、非常に重要です。
- 子テーマの利用: LIQUID PRESSは多機能なテーマですが、将来的にテーマファイルを直接編集する可能性がある場合は、子テーマの利用を強くおすすめします。これにより、テーマのアップデート時にカスタマイズ内容が上書きされるのを防げます。
- プラグインとの相性: 現在使用しているプラグインがLIQUID PRESSと競合しないか、念のため確認しておくと良いでしょう。
- 表示確認: 有効化後、すぐにサイト全体をプレビューし、レイアウト崩れや表示の不具合がないかを確認してください。特に、既存の投稿や固定ページがどのように表示されるかを確認することが重要です。
LIQUID PRESSの口コミ・評判
「LIQUID PRESS」は、国産テーマとして長年の実績があり、多くのサイトで利用されています。全体的な口コミをまとめると、以下のような評価が多いです。
LIQUID PRESSの良い評判
- 動作が軽い LIQUID PRESSは、シンプルな設計で余計な機能が少ないため、サイトの表示速度が速いという評価が多いです。サイトの表示速度はSEOにも影響するため、この点は大きなメリットと言えます。
- サポート体制が充実している 有料テーマの場合、開発元による専門的なサポートを受けられるのが大きな強みです。特に、WordPressのカスタマイズに自信がない人や、長期的なサイト運用を考えている人にとっては心強いポイントです。
- WordPress公式ディレクトリに登録されている 公式ディレクトリに登録されているテーマは、WordPressの審査を通過しているため、セキュリティ面や品質面での信頼性が高いとされています。
- シンプルで使いやすい 初心者でも直感的に操作できるシンプルなデザインと機能が特徴です。
LIQUID PRESSの注意点
- 無料版には機能制限がある LIQUID PRESSには無料版の「LIQUID PRESS LIGHT」がありますが、有料版に比べて機能やサポートが限定的です。高度な機能や専門的なサポートが必要な場合は、有料版の利用を検討する必要があります。
- デザインのカスタマイズはやや大変 テーマに用意されている機能の範囲内で使う分には簡単ですが、オリジナルのデザインを細かく作り込みたい場合は、CSSなどの専門知識が必要になる場合があります。
LIQUID PRESSはこんな人におすすめ
- 表示速度が速いサイトを作りたい人
- サポート体制を重視する人
- シンプルなブログや企業サイトを作りたい人
総じて、LIQUID PRESSは「軽くてシンプル、そしてサポートがしっかりしている」という点で高く評価されているテーマです。
LIQUID PRESSに着せ替える手順
他のWordPressテーマからLIQUID PRESSに着せ替える方法は、WordPressの管理画面からLIQUID PRESSのテーマをインストール・有効化するだけです。特別なプラグインや複雑な手順は必要ありません。
着せ替え時の注意点
- カスタマイズのリセット:
- 元のテーマで行ったカスタマイズ(ウィジェットやメニューの設定、カスタムCSSなど)は、LIQUID PRESSに引き継がれない場合があります。テーマを有効化した後に再設定が必要です。
- コンテンツの互換性:
- 記事や固定ページなどのコンテンツ自体は消えませんが、旧テーマのショートコードやブロックエディタの独自ブロックを使っていた場合、表示が崩れる可能性があります。
- バックアップの推奨:
- テーマの変更前に、サイト全体の バックアップ を取っておくことを強く推奨します。万が一問題が発生した場合でも、元の状態に戻すことができます。
テーマの変更は、サイトの印象を大きく変える作業です。変更後には、サイト全体をプレビューし、表示に問題がないか確認しましょう。
LIQUID PRESSの購入方法
LIQUID PRESSのテーマの購入方法は、主に以下の2種類があります。
- 買い切り型(個別テーマ購入)
- テーマを一つずつ購入する方法です。
- LIQUID STORE(リキッドデザイン株式会社の公式ストア) などから購入できます。
- 例として、「LIQUID CORPORATE」などの個別テーマを選択し、カートに入れて購入手続きを進めます。
- サブスクリプション型(使い放題プラン)
- 複数のテーマやサポートが利用できる月額または年額のプランです。
- LIQUID PRESSのトップページから「使い放題」のボタンなどをクリックし、プラン(例:ビジネス、エンタープライズ)を選択して契約します。
購入手順の一般的な流れ
- 購入したいテーマやプランを選ぶ:
- 買い切りかサブスクリプションか、必要なテーマはどれか(例:LIQUID CORPORATEなど)を決めます。
- 公式ウェブサイト(リキッドデザイン株式会社のLIQUID PRESS公式サイトやLIQUID STORE)にアクセスします。
- カートに入れる・登録する:
- 買い切り型の場合は、商品のページから「カートに追加」などのボタンをクリックします。
- サブスクリプション型の場合は、選択したプランの「今すぐ登録」などのボタンをクリックします。
- 支払い手続き:
- クレジットカードまたは銀行振込が利用できることが多いです。
- Stripeなどの決済サービスと提携して安全に処理されることが一般的です。
- 購入に必要な情報を入力し、決済を完了させます。
📌 補足情報
- お試し: 試用期限のない無料版が提供されているテーマもあります(ただし、導入サポートやマニュアルは付属しない場合があります)。
- 販売場所: 公式ストアの他に、お名前.comやエックスサーバーなど、一部のテーマは他のサービスでも購入できる場合があります。
具体的な購入手続きは、選択するテーマやプランによって異なるため、LIQUID PRESSの公式サイトで確認することをおすすめします。
独自のSEOチェックプラグイン「LIQUID SEO Inspector」やGoogleのテストツールをクリアした、SEOの土台をしっかりと構築してくれるテーマであり、その上で適切な運用を行うことで、高いSEO効果が期待できるでしょう。
