GeneratePress(WordPress テーマ)のカスタマイザーやテーマを変更する手順

GeneratePress(WordPress テーマ)のテーマカスタマイザーやテーマを変更する手順をご紹介しています。また、テーマの選び方やテーマを安全に運用する方法などもご案内しています。
GeneratePress
GeneratePressはスピードと使いやすさを重視して作られた軽量の WordPress テーマです。パフォーマンスを重視しているため、GeneratePress をインストールすると、ページサイズが10kb以下になります (gzip 圧縮時)。
GeneratePress
GeneratePress
- Active installations…公式ページで確認
- Last Update…公式ページで確認
- Preview
- View support forum
- Ratings…5つ星中4.4つ星
- wordpress version…6.1
- php version…7.4
★テーマの選び方
・利用されているか(インストールやダウンロード数)
・更新されているか
・サポートがあるか
・口コミやレビュー
新しいブロックエディター (Gutenberg) を最大限に活用しており、コンテンツの作成をより詳細にコントロールできるようになっています。
GeneratePressをインストールするにはダッシュボードから外観 → テーマ → 新規追加 → GeneratePressで検索しインストールを開始します。
テーマカスタマイザー
GeneratePressのカスタマイズ内容は以下の表のようになっています。
サイト基本情報 |
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---|---|
レイアウト | ■コンテナ ・コンテナの幅 ・コンテンツのレイアウト>>独立コンテンツ,単一コンテンツ ■ヘッダー ・ヘッダープリセット デフォルト クラッシック ナビゲーションを前に ナビゲーションを後ろに ナビゲーション前-中央 ナビゲーションアフター-中央揃え ナビゲーション左 ・ヘッダー幅 全幅 含まれる ・内側ヘッダー幅 含まれる 全幅 ・ヘッダー配置 左 中央 右 ・メインナビゲーション ナビゲーション位置 ヘッダーの下 ヘッダーの上 右フロート 左フロート 左サイドバー 右サイドバー ナビゲーションなし ナビゲーションのドロップ位置 ナビゲーションがフロートしなくなり、ロゴの下に配置される幅を指定 ナビゲーションドロップダウン マウスオーバー クリック-メニュー項目 クリック-矢印 ・サイドバー サイドバーレイアウト サイドバー/コンテンツ コンテンツ/サイドバー コンテンツ(サイドバーなし) サイドバー/コンテンツ/サイドバー サイドバー/サイドバー/コンテンツ コンテンツ/サイドバー/サイドバー ブログサイドバーレイアウト サイドバー/コンテンツ コンテンツ/サイドバー コンテンツ(サイドバーなし) サイドバー/コンテンツ/サイドバー サイドバー/サイドバー/コンテンツ コンテンツ/サイドバーサイドバー 個別投稿サイドバーレイアウト コンテンツ/サイドバー コンテンツ(サイドバーなし) サイドバー/コンテンツ/サイドバー サイドバー/サイドバー/コンテンツ コンテンツ/サイドバー/サイドバー ・フッター フッター幅 全幅 含まれる 内側フッター幅 全幅 含まれる フッターウイジェット 0~5 トップへ戻るボタン 有効化 無効化 |
色 | 本文 背景 テキスト リンク トップバー 背景 テキスト リンク ヘッダー 背景 テキスト リンク サイトのタイトル タグライン メインナビゲーション ナビゲーションの背景 ナビゲーションテキスト メニューの背景 サブメニュー背景 ボタン 背景 テキスト 内容 背景 テキスト リンク コンテンツタイトル アーカイブコンテンツのタイトル エントリーのメタテキスト エントリーのメタリンク 見出し1(H1)~6(H6) フォーム 背景 テキスト 枠線 サイドバーウィジェット 背景 テキスト リンク ウイジェットタイトル フッターウィジェット 背景 テキスト リンク ウィジェットタイトル フッターバー 背景 テキスト リンク |
タイポグラフィ | フォントマネージャー タイポグラフィマネージャー |
一般 | アイコンの種類 SVG フォント 下線のリンク メインコンテンツ部分のリンクに下線をつける |
メニュー | メニューの位置は1か所 |
ウィジェット | 右サイドバー フッターウィジェット1~5 フッターバー トップバー |
テーマの注意点
WordPressのテーマとは、サイト全体のテンプレートのことです。テーマは複数のファイルの集合体で、デザインなどの内容が一式セットになっています。そのため、テーマを変更すれば複雑な処理を行うことなく、デザインや構成、機能などを変えることができます。テーマは、インターネット上で無料ダウンロードできるものから、有料で販売されているものもあります。また、自分で作成したテーマをアップロードして使用することも可能です。
テーマの更新には、機能の追加・変更などのほかに、セキュリティ向上や不具合の修正なども含まれるため、常に最新の状態にアップデートしておくことです。また、テーマを更新すると、カスタマイズは初期化してしまいます。更新する度にカスタマイズし直すのは手間がかかるので、「子テーマ」の利用が推奨されています。子テーマを作る理由はテーマを直接カスタマイズしてしまうと、テーマのバージョンアップによって変更した内容が上書きされてしまうからです。子テーマは、親テーマの機能やスタイルを引き継いでいます。子テーマにカスタマイズを加えておけば、テーマを更新した後もカスタマイズした状態をそのまま引き継げます。
テーマを変更するときの注意点
WordPressは比較的簡単に着せ替えることが可能で、新しいテーマをインストール&有効化すればとりあえずWEBサイトにはなっています。注意したいのは、検索エンジンからの流入を重視している場合、着せ替え後一定期間で流入がダウンすることがあります。着せ替え後のコンテンツの修正が多岐にわたっている場合などはこの現象が顕著に表れることもあります。変更後はアクセス状況に注目し、どんなページ変化が生じているかを調査した方がいいかもしれません。
サイトのロゴやフッター、ウイジェットエリアの表示、サムネ(アイキャッチ)等の表示も大幅に変更されることもあります。また利用中のプラグインが干渉して思わぬ表示になってしまうことも考慮しておきましょう。テーマインストール後にテーマ一覧でライブプレビューボタンが表示されるので事前にチェックするようにしましょう。
表示速度やセキュリティにも注意
どのテーマを利用するにしても、サイトの表示速度やセキュリティについても注意しましょう。テーマによっては、複雑なデザインや機能が豊富で、少し表示が遅いものもあります。ページが表示されないとユーザーが立ち去ってしまうことになりかねません。また、無料だからというわけではないのですが、悪意のあるプログラム(ソース)があるもや最新のセキュリティに対応できていないものも存在します。表示速度やセキュリティについてはサーバーに依存する側面も強くあります。この点を踏まえたレンタルサーバー選びも検討しておきましょう。