AIOSEOはWordPressのカテゴリーとタグにnoindexを設定できるプラグイン

AIOSEOでカテゴリーとタグにnoindexを設定

以下の手順で設定できます。

1. AIOSEOの基本設定でカテゴリーとタグをnoindexにする

これは、サイト全体のカテゴリーとタグに対して一括でnoindexを設定する方法です。

  1. WordPressの管理画面にログインします。
  2. 左側のメニューから「All in One SEO」→「検索の外観」をクリックします。
  3. 「タクソノミー」タブをクリックします。
    • カテゴリー
      • 「Categories」セクションを探します。
      • 「検索結果に表示」のトグルをオフにします。これにより、カテゴリーアーカイブページにnoindexタグが追加されます。
      • 変更を保存します。
    • タグ
      • 「Tags」セクションを探します。
      • 「検索結果に表示」のトグルをオフにします。これにより、タグアーカイブページにnoindexタグが追加されます。
      • 変更を保存します。

2. 特定のカテゴリーやタグを個別にnoindexにする(必要であれば)

もし、上記の設定で一括noindexにせず、特定のカテゴリーやタグだけをnoindexにしたい場合は、以下の手順で個別に設定できます。

カテゴリーの場合

  1. WordPressの管理画面で「投稿」→「カテゴリー」に移動します。
  2. noindexにしたいカテゴリーの上にカーソルを合わせ、「編集」をクリックします。
  3. カテゴリーの編集画面を下へスクロールすると、AIOSEOのセクションがあります。
  4. 「AIOSEO設定」タブをクリックします。
  5. 「高度な設定」セクションを展開します。
  6. 「検索エンジンをクローラーにnoindex」のチェックボックスをオンにします。
  7. 「更新」ボタンをクリックして変更を保存します。

タグの場合

  1. WordPressの管理画面で「投稿」→「タグ」に移動します。
  2. noindexにしたいタグの上にカーソルを合わせ、「編集」をクリックします。
  3. タグの編集画面を下へスクロールすると、AIOSEOのセクションがあります。
  4. 「AIOSEO設定」タブをクリックします。
  5. 「高度な設定」セクションを展開します。
  6. 「検索エンジンをクローラーにnoindex」のチェックボックスをオンにします。
  7. 「更新」ボタンをクリックして変更を保存します。

設定後の確認

設定が正しく適用されたか確認するには、カテゴリーやタグのアーカイブページをブラウザで開き、ページのソースを表示(右クリックして「ページのソースを表示」または「要素を検証」→<head>タグ内を確認)して、以下のメタタグがあることを確認してください。

HTML

<meta name="robots" content="noindex, follow" />

または、noindexが含まれていればOKです。

注意事項

  • noindexを設定しても、検索エンジンがすぐにインデックスから削除するわけではありません。次回のクロール時に設定が認識され、徐々にインデックスから削除されていきます。
  • カテゴリーやタグをnoindexにすると、それらのページからのリンクジュース(PageRank)の流れも止まります。慎重に検討して設定してください。
  • バージョンによってはUIが若干異なる場合がありますが、基本的な流れは上記で対応できるはずです。

これで、WordPressのカテゴリーとタグにnoindexを設定できるはずです。

AIOSEOとは

AIOSEOとは、「All in One SEO」の略で、WordPressサイトの検索エンジン最適化(SEO)を支援するためのプラグインです。

主な特徴とできることは以下の通りです。

  • WordPress向けSEOプラグイン: WordPressで作成されたウェブサイトのSEO対策を効率的に行うために開発されています。
  • 初心者でも使いやすい: 専門的なSEOの知識がなくても、直感的な操作で簡単にSEO設定ができるように設計されています。
  • 幅広い機能:
    • タイトルタグ・メタディスクリプションの設定: 検索結果に表示されるタイトルや説明文をページごとに設定できます。
    • XMLサイトマップの自動作成: 検索エンジンがサイトを効率的にクロール(巡回)し、インデックス(登録)しやすくするためのサイトマップを自動で生成します。
    • ソーシャルメディア設定(OGP設定など): SNSで記事がシェアされた際に、適切な画像やテキストが表示されるように設定できます。
    • noindex設定: 検索エンジンにインデックスされたくないページ(例:プライバシーポリシーページなど)を設定できます。
    • パンくずリストの設定: ユーザーがサイト内で現在位置を把握しやすくするためのナビゲーションを設定できます。
    • Googleアナリティクス・Googleサーチコンソールとの連携: アクセス解析ツールや検索パフォーマンスツールとの連携を容易に行えます。
    • SEOスコアの表示: 記事のSEO状態を評価し、改善点を示してくれる機能があります。
  • 無料版と有料版(Pro版): 基本的なSEO対策は無料版でも十分可能ですが、画像SEO、動画SEO、ローカルSEO対策、WooCommerce(ECサイトプラグイン)へのSEO対策、Googleニュースへのサイトマップ送信など、より高度な機能は有料版で提供されています。

AIOSEOは、WordPressサイトのSEO対策において、非常に多くのユーザーに利用されている人気のプラグインであり、ウェブサイトの検索順位向上やアクセス数増加に貢献します。


WordPressのWEBマーケティングとSEO効果

WordPressは、WEBマーケティングとSEO(検索エンジン最適化)の両方に非常に効果的なプラットフォームです。

WEBマーケティングにおける効果

WordPressは、コンテンツ作成と配信のハブとして機能し、ユーザーとのエンゲージメントを高めるための多様な機能を提供します。

  • コンテンツマーケティングの容易さ:
    • ブログ機能: 記事の作成・公開が非常に簡単で、定期的な質の高いコンテンツの提供を支援します。これは、ターゲット顧客の関心を引きつけ、信頼関係を築く上で不可欠です。
    • 多様なコンテンツ形式: テキスト、画像、動画、インフォグラフィックなど、さまざまな形式のコンテンツを容易に統合・管理できます。
  • デザインの柔軟性とプロフェッショナリズム:
    • テーマ(デザインテンプレート): 豊富な無料・有料のテーマがあり、専門的な知識なしに、ブランドイメージに合ったプロフェッショナルなウェブサイトを構築できます。
    • モバイルフレンドリー(レスポンシブデザイン): 多くのテーマがレスポンシブデザインに対応しており、スマートフォンやタブレットからのアクセスにも最適化されています。これは、今日のモバイルユーザーの重要性を考えると必須です。
  • 多機能性と拡張性(プラグイン):
    • マーケティングツールとの統合: プラグインを利用して、メールマーケティング、SNS連携、A/Bテストツール、アナリティクスツールなど、さまざまな外部マーケティングツールと簡単に連携できます。
    • フォーム作成: 問い合わせフォームやアンケートフォームなどを簡単に設置でき、見込み客の獲得(リードジェネレーション)を促進します。

SEO(検索エンジン最適化)における効果

WordPressは、デフォルトでSEOに有利な構造を持っており、さらにプラグインによってその効果を最大限に高めることができます。

  • クリーンでシンプルなコード構造:
    • WordPressは、検索エンジンのクローラー(情報を収集するプログラム)がサイトのコンテンツを効率的に読み取り、理解しやすいように設計されています。
  • URLの最適化:
    • 投稿のパーマリンク(URL構造)を自由にカスタマイズでき、キーワードを含んだわかりやすいURLを設定することが容易です。
  • SEO専用プラグインの活用:
    • Yoast SEOやAll in One SEO Packなどのプラグインを使用することで、以下のSEO作業を簡単に行えます。
      • タイトルタグとメタディスクリプションの最適化: 検索結果に表示される情報を、キーワードを含めて正確に設定できます。
      • XMLサイトマップの自動生成: 検索エンジンにサイトの全ページ構造を効率的に伝えることができます。
      • コンテンツのSEO分析: 記事作成時に、キーワードの使用状況や可読性などに基づいてSEO改善点を指摘してくれます。
  • 表示速度の改善:
    • 適切なキャッシュ系プラグインや画像最適化を行うことで、ウェブサイトの表示速度を向上させることができます。表示速度は、ユーザーエクスペリエンス(UX)の向上とSEOのランキング要因として非常に重要です。
  • 内部リンクの管理:
    • 関連記事へのリンクを簡単に挿入でき、サイト内の回遊性を高め、検索エンジンにコンテンツ間の関連性を伝えることができます。

WordPressは、その使いやすさと高い拡張性によって、企業や個人が低コストでプロフェッショナルなウェブサイトを構築し、継続的にコンテンツを配信することで、検索エンジンからの流入と見込み客の獲得というWEBマーケティングの主要な目標を達成するための強力な基盤を提供します。


マーケティングとSEOを意識したレンタルサーバーを選ぶ際、特にサイトのパフォーマンス(速度と安定性)とセキュリティは、SEOとユーザー体験の両方に直結するため非常に重要です。

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