WordPressでdiscription を記述しないとSEO内部対策としてどうなのか

WordPress の discription はテーマの抜粋やSEO系のプラグインを利用して記述することがほとんどですが、記述しないとSEO内部対策としてどうなのでしょうか?多くのテーマでは抜粋に記述された文章から引用されdiscription タグが生成されます。抜粋が空白の場合には、ページの先頭から引用される仕様になっています。

WordPress の discription はテーマの抜粋やSEO系のプラグインを利用して記述することがほとんどですが、記述しないとSEO内部対策としてどうなのでしょうか?多くのテーマでは抜粋に記述された文章から引用されdiscription タグが生成されます。抜粋が空白の場合には、ページの先頭から引用される仕様になっています。

discription タグは従来 SEOに重要な要素とされ、ランキングに影響を与えることもあったようです。しかし、今日ではランキングにはほぼ影響ないようです。

実際に 100Page以下のサイトで discription にキーワードを配置したものを削除して順位や訪問者数、サーチコンソールの表示回数をしてみても大きな変化は見つけることができませんでした。

discription タグ が記述されていても、Googleはその内容がページの内容と一致する文章を引用することもあります。 また、discription タグは Googleの検索結果に Page Title 下に補足として表示されることもあり、重要視されていましたが、こちらも大きく変化しています。入力されたクエリにマッチするようページ内の文章から抜粋されて引用されスニペットとして表示されるようになっています。

スニペットも少し前には、モバイルとPCで文字数が異なっていましたが、現状ほぼ同じ文字数になっているようです。検索結果をチェックしてゆくのは、結構労力を消費します。このことからもページ内のライティングを重視した方が効率がよいのではないでしょうか。

ただし、抜粋はテーマによって異なることもありますが、アーカイブ等のページで説明文として引用されるので、たとえ discription として利用しなくても必要な場合はあるといえますので、利用のテーマをチェックしてください。

SEOで重要なこと

SEOとは、検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすことで、サイトの成果を向上させる施策のことです。特定のキーワードで検索された場合の検索結果で、自分のサイトのページを上位に表示させるように、ページやサイト、さらにサイト外の要因を調整します。

SEOで最も大切なことはキーワードの選定と検索エンジンの評価になります。どんなコンテンツが評価されているのか(ユーザーが求めている情報なのか?)を探り出し、ユーザーがこの情報を検索するためにどのようなキーワードを利用しているのかを探しだすことです。

SEOでしなければならないこと

SEO(検索エンジン最適化)は、検索結果で自サイトが上位に表示されるようウェブサイトの構成などを調整することを意味します。サーチエンジン最適化や検索エンジン対策とも呼ばれ、検索エンジマーケティングとあわせて用いられる場合も多いようです。ユーザーが求める情報を見つけ出すために利用するキーワードを見つけ出し、キーワードに対して適切なコンテンツとして提供することが大前提になります。

2022年Googleは、AI を使ってユーザーのニーズにあうサイトを上位に表示させようとしています。このためユーザーの意図(何かをしようと考えている事柄)や目的を考えて SEO を進めることが重要で、それは常に変化し続けます。

  1. 専門性(特定の分野についてのみ深く関わっているさま。高度な知識や経験を要求される。)を重視したコンテンツが上位表示の可能性が高くなっています。ユーザー検索の意図を考慮し、オリジナルのコンテンツを作る。
  2. 質の高い被リンク(リンク元のサイトの品質や関連性などで評価される)を獲得する。企業サイトでは取引先等のサイトも関連性は高いとみなされているので有効性はあります。しかし、関連性があったとしても SNS からの被リンクは原則効果はありません(Google公表)。
  3. 変化に応じたサイトの運用をする。コンテンツの評価や被リンクの関連性は変更が加えられることもあります。変化に対応するサイトの運用に配慮も大切です。

※SEO(検索エンジン最適化)とは、検索結果で自サイトが上位に表示されるようウェブサイトの構成などを調整することを意味します。サーチエンジン最適化や検索エンジン対策とも呼ばれ、検索エンジマーケティングとあわせて用いられる場合も多いようです。ユーザーが求める情報を見つけ出すために利用するキーワードを見つけ出し、キーワードに対して適切なコンテンツとして提供することが大前提になります。

ユーザーが求めるコンテンツを作るのは第一になりますが、合わせて以下の内容を持つコンテンツにすることも大切です。

★ ユーザーが検索したキーワードにコンテンツ(ページの内容)が合っているのか
★ E-A-T と YMYL 指標に沿った情報になっているか

E-A-T とは次のようなコンテンツを指していますが、具体的なものではなく、対策は難しいといえます。

Expertise(専門性)コンテンツがそのジャンルで優れた知識や経験スキルを持っているか
Authoritativeness(権威制)コンテンツがそのジャンルでどれくらい認められているか
Trustworthiness(信頼性)コンテンツが信用できるものか
E-A-T とは

これらは、情報の発信がだれであるか、発信者が企業であればどんな企業なのかなども含まれます。また信頼性を得るには情報の根拠や経験によるものなのかで表現できることもあります。


※YMYL とは Your Money Your Life の略でお金や生活にかかわるジャンルのことです。

検索エンジンの評価はページが何について書いてあるのかを評価しています。したがって、このことについて意識し、検索エンジンにサイトのキーワードを正しく伝えることで順位の上昇や集客数の増加が望めます。

検索エンジンがサイトのテーマをどのように評価するかを考慮することは検索エンジンから集客を狙う場合、重要な要素になります。検索エンジンはサイトが何について書かれているかを評価し、サイトのテーマに関連するキーワードが利用されたときにテーマに沿っているサイトを優先的に検索結果に表示しようとするからです。

SEOはベネフィット(利便性)を伝える高品質コンテンツを作ること

製品やサービスのページを検索エンジンに上位表示させて露出を多くするためには、ユーザーが迷っていることや困っていることを解決するものであることを伝えることです。検索エンジンは製品やサービスの情報をユーザーが必要としているかどうかを判断し順位を決めています。ユーザーが本当に必要としている情報をサイト全体に配置し、ユーザーからの信頼を獲得するようにしてこそ、ビジネスに繋がる可能性が高くなるのです。

SEOは大きく分けて内部と外部に対策を行うものです。SEO内部対策はコンテンツを適切にGoogle(グーグル)に伝えるようにサイトを構築してゆく手法になります。

1.高品質なコンテンツを作る(コンテンツSEO)
2.内部を整備する(内部対策)
3.他のメディアや個人から評価してもらう(外部対策)

内部対策は具体的にいうと、サイト全体のテキストや画像、HTMLタグ、リンクなどサイト内部の要素を適切に整えることです。外部対策と違って自力である程度対応することが可能です。

SEOでは、コンテンツの品質が重要であることはSEOに関わる方なら意識されていることでしょう。しかし、何を判断基準にして高品質と低品質コンテンツを見つけ出せばよいのか困ってしまいます。そこで、判断する目安をご紹介したいと思います。

検索クエリがない

ページに検索クエリ(キーワード)がない。これは、ページ内の検索クエリが検索エンジンに最適化されていない場合と、検索に利用されていない場合が想定されます。自サイトの検索クエリがどうなっているかは Search Console(Googleより提供) の検索パフォーマンスで知ることができます。

Googleで利用された検索クエリで表示された回数やクリックされた回数、平均掲載順位などを知ることができるようになっています。狙ったキーワードの表示回数やクリックがすくない場合はページタイトルやコンテンツの意図・目的を再考した方がいいかもしれないです。

公開後数か月経過しても表示回数とクリック数値が伸びないページは、低品質コンテンツと評価されている可能性が高いと想定されます。書き直すか削除を検討すべきかもしれません。

情報の需要がない

SEOを理解し対策もされていて、なおかつ検索エンジン上位にも表示されているが、訪問者がないページなどは、情報の需要がないと考えるべきです。公開すべきページと捉えている場合や他の方法を使ってアクセスを狙うのなら問題ないと思いますが、検索エンジンからの流入が目的ならば低品質と考えることも必要です。理由は、検索エンジンはユーザーが求める情報を優先して検索結果に表示することを基本に考えるからです。

SEOの主な作業はページ内をキーワードにマッチさせた文章にすることですが、同時にサイトの構造も整える必要があります。メインキーワードとサブキーワードを選定し構造化することで関連性が検索エンジンに伝わりやすくなり順位が改善されます。

例えば、サイト内の階層化、カテゴリー分け、内部リンクの置き方などの構造が適切にされていると、Googleがサイトを評価しやすくなります。そしてサイトのトピックを明確にしておく、違うトピックを扱いたい場合はカテゴリー分けをしておくことです。