Google Analytics Dashboard for WPはダッシュボードに解析を表示するプラグイン
Google Analytics Dashboard for WPは、ダッシュボード上にGoogle Analytics(グーグル・アナリティクス)のアクセス解析レポートを表示できるプラグインです。このプラグインを利用すると、Google Analyticsの管理画面にログインすることなく、WordPressのダッシュボード上でGoogle Analyticsの解析レポートを確認することができます。
WordPress.org | Google Analytics Dashboard for WP |
有効インストール | 90万以上 |
WordPressバージョン | 4.8.0以上 |
検証済みバージョン | 5.8.3 |
PHPバージョン | 5.5以上 |
*最新の情報を公式ページで確認ください
Google Analytics Dashboard for WPの使い方
Google Analytics Dashboard for WPは、WordPressのダッシュボード上にグーグル・アナリティクスのアクセス解析レポートを表示できます。記事を編集しながらアクセス確認が迅速にできます。
アクセス解析はWordPressのSEOや集客にのためには欠かせないものです。公開したページが読まれていれば顧客の関心があることにつながっているのですから。「Google Analytics Dashboard for WP」はWordPressのダッシュボードと連携しているので、サイト編集時に状況を分析し、顧客のためのコンテンツ作りができるのです。言い換えればアクセス解析は顧客を知るためのツールでもあるのです。Google Analyticsのアカウントが何時も利用しているGoogleアカウントと別のアカウントの場合、Google Analyticsに毎回ログインするのが面倒です、このプラグインを利用すると毎回ログインすることなくレポートを確認することができます。利用するにはGoogle Analyticsのアカウントを取得していることが必要です。ダッシュボードのページ一覧からページごとのアクセス解析を細かく確認できるのでSEOに大変役立てることができます。
できることはダッシュボード上にGoogle Analyticsのアクセス解析レポートを表示できる
インストールが完了したらGoogle Analyticsとの連携を設定します。Google Analyticsのアカウントを取得されていることが前提です。「Google Analytics Settings」から「Get Access Code」(アクセスコードを取得)をクリックすると別窓でコードが表示されるのでコピーして貼り付けます。クローム(ブラウザ)などで作業していれば許可を求められるので許可をクリックします。Google Analyticsが承認されればコードが表示されるのでコピーして貼り付けます。このプラグインをインストールすると投稿編集画面でもページのアクセス状況が確認でき、そのページのSEO方針を決定することができます。例えばそのページがどれくらい閲覧されているのか、滞在時間はどのくらいなのかを把握することで、修正すべきことが見えてくるのです。便利な機能として、ページ一覧に追加される「アナリティクス」、クリックするとそのページの状況を簡単に知ることができます。何時どの程度のアクセスがあったのか簡単に確認できるのでSEOを素早く判断することにつながってきます。
解析できる期間
管理画面で選択することで表示できます。
- Real-Time
- Today
- Yesterday
- Last 7 Dayd
- Last 14 Dayd
- Last 30 Dayd
- Last 90 Dayd
- One Year
- Thrss Years
解析できる種類
管理画面で選択することで表示できます。
- Sessions
- Users
- Orgnic
- PageViews
- Bounce Rate
- Location
- Pages
- Referrers
- Serrces
- Traffic Dotils
アクセス解析には編集者が確認したり、自社内の他の部署が閲覧したものも数値に反映されます。気になる場合はフィルターをかけることで回避することも可能です。方法としてはアクセスしたドメインやIPアドレスなどによってカウントさせない方法、ブラウザによっては拡張機能によって回避する方法もあります。
Google AnalyticsとWordPressを連携させていると編集時の確認作業もログに反映されてしまいます。固定IPで作業している場合はGoogle Analyticsにフィルターを設定すれば除外されますが、スマートフォンで確認したりするとカウントされてしまい、不便なこともあります。そんなときこのプラグインは、作業時のみ停止しておけばカウントされることを防ぐことができます。停止している間は他の訪問もカウントされませんが、特定のページを追跡中に編集が必要な場合は有効的です。
プラグインの注意点
プラグインの多用は表示速度やメンテナンス性などに影響を与えるので必要なものに留める方が良いようです。また、インストールするサーバ環境や干渉、テーマとのマッチングの問題も発生します。
プラグインとは機能を拡張するためのツールです。コアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないように設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったものを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。
WordPress Codex日本語版(公式オンラインマニュアル)
プラグインのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
必要な機能を簡単に導入することができる | 数が多くなると、サイトが重くなる |
管理画面だけで柔軟に対応できる | 数が多くなると、管理しきれなくなる |
難易度の高いコーディングをしなくてすむ | 他と競合したり、バグがあったりするものもある |
アップデートに伴い、アップデートがかかり、対応してくれる | サポートが途中で終わるものもある |
WordPressはプラグインによって機能を拡張できることが大きなメリットですが、目的の機能を探し出したり、安全性やデザインを整えたりしなければならないなどの側面をもっています。その点有料テーマは、開発者によって調整されているので、サイトの運用に注力することが可能です。
プラグインを利用すると表示スピードに影響を与えてしまうこともあります。WordPressは CMS(CMSとは、コンテンツ・マネジメント・システムの略称で、簡単にいえば、Web専門知識がない方でも、簡単にページの作成・更新・運営ができるシステムのことです。)と呼ばれ、サーバー内で処理されたソースコードを出力されるため、高速で安定性の高いレンタルサーバーを利用したいものです。
プラグインは表示速度やセキュリティにも注意
サイトの表示速度やセキュリティについても注意しましょう。プラグインによっては複雑な処理が必要で、少し表示が遅いものもあります。ページが表示されないとユーザーが立ち去ってしまうことになりかねません。また、無料だからというわけではないのですが、悪意のあるプログラム(ソース)があるもや最新のセキュリティに対応できていないものも存在します。表示速度やセキュリティについてはサーバーに依存する側面も強くあります。この点を踏まえたレンタルサーバー選びも検討しておきましょう。
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有料テーマはプラグインの機能が充実
WordPressテーマには、テーマディレクトリからダウンロードして利用できるものの他に、無料で公開されているもの、WEB制作会社等から販売されているものがあります。有料テーマを利用するメリットには以下のものがあります。
- プラグイン・ウィジェットの機能が充実している
- カスタマイズをしなくても使える
- デザイン性が高くなる
- 記事の装飾機能が充実している
- 記事の作成に集中できる
- 無料テーマよりもSEOが強い
- 業種・目的に合ったテーマを選びやすい
wordpress.org で公開されているテーマは無料で利用できることが魅力ですが、カスタマイズやプラグインの導入などが必要です。その点有料テーマはカスタマイズの柔軟性やプラグインを利用しなくても十分機能をもたされているので、関連のスキルを学習することなくサイトの運用を開始できます。
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