Twenty Twenty-Four(WordPressテーマ)のSEO
新しいブロックベースによるテーマ Twenty Twenty-Four は、本質的には、テンプレートとパターンのコレクションであり、すべて組み合わされてテーマが構成されます。これらのパターンには、概要ページ、プロジェクト概要、出欠確認、ランディング ページなど、さまざまなユースケースに対応したさまざまなホーム テンプレートが含まれています。
WordPress.org | Twenty Twenty-Four |
有効インストール | 900,000+ |
WordPressバージョン | 6.4 |
PHPバージョン | 7.0 |
Twenty Twenty-Fourの背後にある考え方は、あらゆる種類のサイト、あらゆるトピックで使用できるデフォルトのテーマを作成することです。そのため、これまでとは異なり、単一のトピックはありません。
Twenty Twenty-FourのSEOに使いたいプラグイン
◆All in One SEO Pack
インストールするとWordPressのSEOに重要な重複コンテンツを回避する「noindex」やクロールに有効的なsitemap.xmlの送信を設定することができます。また、All in One SEO Packは記事ごとにタイトルやディスクリプション(抜粋)を細かく指定でき、WordPressをSEOするのに重要な部分を一括して管理することができます。WordPressのSEOは今でも重要な要素です。リスティング広告やSNSだけではリーチできないユーザーが発生するためです。
検索エンジンでの上位表示を狙うためだけではなく、メタタグを記事ごとに細かく設定することで検索エンジンの検索結果に表示される内容を最適化することができます。その他にGoogleガイドラインで推奨されているメタ要素やXML Sitemapを最適化することができるようになります。※テーマによってはSEO機能が組み込まれたものがありますが、将来テーマを変更した場合に変更したテーマに設定が受け継がれないことがあります。時としてGoogleのインデックスに悪影響を与えることもあります。このような点からAll in One SEO Packなどを利用されるとよいのではないでしょうか。
◆WP Custom noindex Nofollow
SEOの一つ、WordPressの低品質コンテンツにnoindexを設定するとサイト全体の品質を上げることができます。投稿・固定ページ、カテゴリー、タグ、カスタムソノミー、アーカイブ全体のnoidex化ができます。
【関連リンク】
noindexをした方がいいページとは検索エンジンの検索結果に表示させてもユーザーが読みたいと思わないページを指します。企業のホームページでは問い合わせページとかになります。WordPressではアーカイブページ、タグなど直接情報としての価値が低めのページなどもnoindexを付加することが推奨されています。
SEO Optimized Imagesは画像のalt属性に自動で自動でタイトルを上書きしてくれるプラグインです。SEOでは画像のalt属性を記入するのは定番になっています。SEO Optimized Imagesが上書きしてくれる値は、記事のタイトル、ファイル名、カテゴリーのタイトルです。
SEO Optimized Imagesで画像を検索エンジン最適化することができます。alt属性の内容を設定することができるようになります。上書きしてくれる値は、記事のタイトル、ファイル名、カテゴリーのタイトルです。
SEO SIMPLE PACKはページごとのmetaタグやOGPタグをシンプルにSEO設定ができるプラグインです。WordPressでSEO用のmetaタグなどを適切に設定するために「All in one seo pack」のようなプラグインを使っているけれど、設定項目が多すぎたりバグがあって使いにくいし、Yoast SEOとか良さそうだけど英語が多くてちょっと… という人にオススメです。
「SEO SIMPLE PACK」はSEOに必須な基本的なメタタグをページごとに設定することができます。SEOには「All in One SEO Pack」などが有名ですが設定が大変だったりします。また、サイトによってはメタタグ等の設定で十分なケースもあります。そんなときにお勧めなのがシンプルにSEO設定ができる「SEO SIMPLE PACK」です。
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SEOはベネフィット(利便性)を伝える高品質コンテンツを作ること
製品やサービスのページを検索エンジンに上位表示させて露出を多くするためには、ユーザーが迷っていることや困っていることを解決するものであることを伝えることです。検索エンジンは製品やサービスの情報をユーザーが必要としているかどうかを判断し順位を決めています。ユーザーが本当に必要としている情報をサイト全体に配置し、ユーザーからの信頼を獲得するようにしてこそ、ビジネスに繋がる可能性が高くなるのです。
SEOは大きく分けて内部と外部に対策を行うものです。SEO内部対策はコンテンツを適切にGoogle(グーグル)に伝えるようにサイトを構築してゆく手法になります。
1.高品質なコンテンツを作る(コンテンツSEO)
2.内部を整備する(内部対策)
3.他のメディアや個人から評価してもらう(外部対策)
内部対策は具体的にいうと、サイト全体のテキストや画像、HTMLタグ、リンクなどサイト内部の要素を適切に整えることです。外部対策と違って自力である程度対応することが可能です。
SEOでは、コンテンツの品質が重要であることはSEOに関わる方なら意識されていることでしょう。しかし、何を判断基準にして高品質と低品質コンテンツを見つけ出せばよいのか困ってしまいます。そこで、判断する目安をご紹介したいと思います。
検索クエリがない
ページに検索クエリ(キーワード)がない。これは、ページ内の検索クエリが検索エンジンに最適化されていない場合と、検索に利用されていない場合が想定されます。自サイトの検索クエリがどうなっているかは Search Console(Googleより提供) の検索パフォーマンスで知ることができます。
Googleで利用された検索クエリで表示された回数やクリックされた回数、平均掲載順位などを知ることができるようになっています。狙ったキーワードの表示回数やクリックがすくない場合はページタイトルやコンテンツの意図・目的を再考した方がいいかもしれないです。
公開後数か月経過しても表示回数とクリック数値が伸びないページは、低品質コンテンツと評価されている可能性が高いと想定されます。書き直すか削除を検討すべきかもしれません。
情報の需要がない
SEOを理解し対策もされていて、なおかつ検索エンジン上位にも表示されているが、訪問者がないページなどは、情報の需要がないと考えるべきです。公開すべきページと捉えている場合や他の方法を使ってアクセスを狙うのなら問題ないと思いますが、検索エンジンからの流入が目的ならば低品質と考えることも必要です。理由は、検索エンジンはユーザーが求める情報を優先して検索結果に表示することを基本に考えるからです。
SEOの主な作業はページ内をキーワードにマッチさせた文章にすることですが、同時にサイトの構造も整える必要があります。メインキーワードとサブキーワードを選定し構造化することで関連性が検索エンジンに伝わりやすくなり順位が改善されます。
例えば、サイト内の階層化、カテゴリー分け、内部リンクの置き方などの構造が適切にされていると、Googleがサイトを評価しやすくなります。そしてサイトのトピックを明確にしておく、違うトピックを扱いたい場合はカテゴリー分けをしておくことです。
SEOでしなければならないこと
2022年Googleは、AI を使ってユーザーのニーズにあうサイトを上位に表示させようとしています。このためユーザーの意図(何かをしようと考えている事柄)や目的を考えて SEO を進めることが重要で、それは常に変化し続けます。
- 専門性(特定の分野についてのみ深く関わっているさま。高度な知識や経験を要求される。)を重視したコンテンツが上位表示の可能性が高くなっています。ユーザー検索の意図を考慮し、オリジナルのコンテンツを作る。
- 質の高い被リンク(リンク元のサイトの品質や関連性などで評価される)を獲得する。企業サイトでは取引先等のサイトも関連性は高いとみなされているので有効性はあります。しかし、関連性があったとしても SNS からの被リンクは原則効果はありません(Google公表)。
- 変化に応じたサイトの運用をする。コンテンツの評価や被リンクの関連性は変更が加えられることもあります。変化に対応するサイトの運用に配慮も大切です。
ユーザーが求めるコンテンツを作るのは第一になりますが、合わせて以下の内容を持つコンテンツにすることも大切です。
★ ユーザーが検索したキーワードにコンテンツ(ページの内容)が合っているのか
★ E-A-T と YMYL 指標に沿った情報になっているか
E-A-T とは次のようなコンテンツを指していますが、具体的なものではなく、対策は難しいといえます。
Expertise(専門性) | コンテンツがそのジャンルで優れた知識や経験スキルを持っているか |
Authoritativeness(権威制) | コンテンツがそのジャンルでどれくらい認められているか |
Trustworthiness(信頼性) | コンテンツが信用できるものか |
これらは、情報の発信がだれであるか、発信者が企業であればどんな企業なのかなども含まれます。また信頼性を得るには情報の根拠や経験によるものなのかで表現できることもあります。
※YMYL とは Your Money Your Life の略でお金や生活にかかわるジャンルのことです。
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で「検索エンジン最適化」を意味します。「SEO対策」とも呼ばれ、具体的にはGoogleなどの検索エンジンのオーガニック検索結果(自然検索結果)で、特定のWebサイトをインデックスさせたり上位表示させるためにそのWebサイトを改善することです。有料のWordPressテーマにはSEOに強い構造が取られ、各種の設定がプラグインなしで対応できるようになっています。
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賢威
賢威はSEO実績が多く、SEOマニュアルや購入者専用の会員サイトでSEOの学習ができるのは大きなメリットなるでしょう。