Twenty Twenty(2020年WordPressデフォルトテーマ)にするとき注意したい変更作業
Twenty Twentyにするとき注意したい変更作業
Twenty TwentyはWordPress 5.3の最新リリースに伴うWordPressの新デフォルトテーマです。この前身であるTwenty Nineteenと同じく、Twenty TwentyもGutenbergに特化してデザインされました。この二つには大きな違いがあります。それは、Twenty Twentyはイチから造られたものではなくWordPressコミュニティの既存のテーマを土台としていることです。
Twenty Twenty
WordPress.org | Twenty Twenty |
バージョン | 2.3 |
最終更新日 | 2023年10月23日 |
有効インストール | 400,000+ |
WordPressバージョン | 4.7以上 |
PHPバージョン | 5.2.4以上 |
テーマカスタマイザー
Twenty Twenty のテーマカスタマイザーでは以下の内容がカスタマイズできます。
サイト基本情報 | サイトのタイトル キャッチフレーズ サイトアイコン |
色 | 背景色 ヘッダーとフッターの背景色 メインカラー(ディフォルトとカスタム) |
テーマオプション | ヘッダーに検索を表示 作成者名を表示 アーカイブページで投稿に表示 (全文を表示か要約) |
カバーテンプレート | 固定背景画像 オーバーレイ背景色 オーバーレイテキスト色 オーバーレイの不透明度 |
背景画像 | 画像を選択 |
メニュー | ディスクトップ水平メニュー ディスクトップ展開メニュー モバイルメニュー ソーシャルメニュー |
ウィジェット | フッター1 フッター2 |
追加CSS | サイトの外観とレイアウトのカスタマイズ |
※
WordPressテーマの注意点
WordPressのテーマとは、サイト全体のテンプレートのことです。テーマは複数のファイルの集合体で、デザインなどの内容が一式セットになっています。そのため、テーマを変更すれば複雑な処理を行うことなく、デザインや構成、機能などを変えることができます。テーマは、インターネット上で無料ダウンロードできるものから、有料で販売されているものもあります。また、自分で作成したテーマをアップロードして使用することも可能です。
テーマの更新には、機能の追加・変更などのほかに、セキュリティ向上や不具合の修正なども含まれるため、常に最新の状態にアップデートしておくことです。また、テーマを更新すると、カスタマイズは初期化してしまいます。更新する度にカスタマイズし直すのは手間がかかるので、「子テーマ」の利用が推奨されています。子テーマを作る理由はテーマを直接カスタマイズしてしまうと、テーマのバージョンアップによって変更した内容が上書きされてしまうからです。子テーマは、親テーマの機能やスタイルを引き継いでいます。子テーマにカスタマイズを加えておけば、テーマを更新した後もカスタマイズした状態をそのまま引き継げます。
SEOに強い有料WordPressテーマ
WordPressテーマには、テーマディレクトリからダウンロードして利用できるものの他に、無料で公開されているもの、WEB制作会社等から販売されているものがあります。有料テーマを利用するメリットには以下のものがあります。
- デザイン性が高くなる
- 業種・目的に合ったテーマを選びやすい
- カスタマイズをしなくても使える
- プラグイン・ウィジェットの機能が充実している
- 記事の装飾機能が充実している
- 記事の作成に集中できる
- 無料テーマよりもSEOが強い
wordpress.org で公開されているテーマは無料で利用できることが魅力ですが、カスタマイズやプラグインの導入などが必要です。その点有料テーマはカスタマイズの柔軟性やプラグインを利用しなくても十分機能をもたされているので、関連のスキルを学習することなくサイトの運用を開始できます。