Simple 301 RedirectsはSEOに必要なリンク切れを防ぐプラグイン

Screenshot of ja.wordpress.org

Simple 301 RedirectsはWordPress のシンプルな 301 リダイレクト ソリューションでユーザー エクスペリエンスを向上させるWordPressプラグインです。古いページから新しいページへの 301 リダイレクトを設定することで、着信リンクがシームレスに渡され、それらのページ ランク が渡されます。

>> Simple 301 Redirects

301リダイレクトとは、サイトにアクセスしようとした検索ユーザーを、最初にリクエストされたURLを別のURLに永続的に転送するための処理コードです。リダイレクトしないと、リニューアルしたページの評価が正しく引き継がれなかったり、複数のURLから同じページが閲覧できてしまうことによるページ評価の分散に繋がる可能性があります。

NameSimple 301 Redirects
Active installations20,000+
WordPress Version5.0 or higher
PHP Version5.4以上
Simple 301 Redirects

シンプルな 301 リダイレクトは、リクエストをサイトの別のページまたは Web 上の別の場所にリダイレクトする簡単な方法を提供します。サイトを WordPress に移行し、URL 構造を保持できない場合に特に便利です。

古いページから新しいページへの 301 リダイレクトを設定することで、着信リンクがシームレスに渡され、それらのページ ランク (または what-have-you) が渡されます。

Simple 301 Redirects 引用元

Simple 301 Redirectsの使い方

このプラグインを使用すると、いくつかの簡単な手順で古い URL を確認して新しい URL にリダイレクトできます。

数秒で設定できる非常に簡単でユーザー フレンドリーなインターフェイスを備えた任意の Web サイト用に設計されています。

301 リダイレクト リンクを .csv 形式でエクスポートして、後で使用することもできます。

ディレクトリ内のすべてのファイルを、リダイレクトされたディレクトリ内の同じファイル名にリダイレクトします。ワイルドカードを使用するには、リダイレクトするフォルダー名の後にアスタリスク (*) を付けます。

リダイレクトしないとどんな影響がある?

リニューアルしたページの評価が正しく引き継がれなかったり、複数のURLから同じページが閲覧できてしまうことによるページ評価の分散に繋がる可能性があります。

Simple 301 Redirectsの最新情報をWordPress公式サイト(プラグインディレクトリ)で確認のうえご利用ください。

プラグインをインストールするには、ダッシュボード → プラグイン → 新規追加と進みます。

検索 → プラグイン名で検索 → インストール → 有効化すれば利用できるようになります。

プラグインのメリットとデメリット

WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、Webサイトに様々な拡張機能を持たせる事が出来ます。しかしながら、プラグインやテーマとのマッチング、プラグイン同士の相性で不具合が発生することもあります。また、数多くのプラグインを利用すると表示速度に影響を与えたり、悪意のあるプログラムが含まれたものもあり注意が必要です。

メリットデメリット
必要な機能を簡単に導入することができる数が多くなると、サイトが重くなる
管理画面だけで柔軟に対応できる数が多くなると、管理しきれなくなる
難易度の高いコーディングをしなくてすむ他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある
アップデートに伴い、プログラムの更新がされ対応してくれるサポートが途中で終わることがある
プラグイン導入のメリット・デメリット

そして、最も注意したいのは、WordPressのコアプログラム(PHPのバージョンアップ)の進化等によってプラグインが利用できなくなることもあります。このようなリスクを避けたいのであれば、最初から機能が組み込まれている有料テーマの利用、バックアップ機能や高速かつセキュリティに対応したレンタルサーバーの利用が推奨されます。

SEOに使えるプラグイン

  • Simple 301 RedirectsはSEOに必要なリンク切れを防ぐプラグイン

    Simple 301 RedirectsはWordPress のシンプルな 301 リダイレクト ソリューショ…

    詳細を読む

  • Contextual Related PostsはSEOの内部リンクを強化するプラグイン

    Contextual Related Postsは、ウェブサイトやフィードに関連する投稿のリストを表示できます…

    詳細を読む

  • Native Lazyloadは画像を遅延読み込みでSEOできるプラグイン

    Native Lazyloadはサムネイル、投稿コンテンツまたはウィジェットテキスト、アバター、スマイリー、i…

    詳細を読む

  • Head CleanerはSEOに重要なソースを高速化するプラグイン

    Head Cleanerはソースを最適化してSEOにとって必要な表示速度を高速化してくれます。CSSとJava…

    詳細を読む

  • Manual Related Postsは記事を関連付けSEO強化するプラグイン

    Manual Related Postsは手動で記事を関連付けるプラグインです。関連記事を表示してくれるプラグ…

    詳細を読む

  • BUSINESS PROFILEはリッチリザルトカードに連携

    構造化データに対応させるWordPressプラグイン「BUSINESS PROFILE」はサイトの任意のページ…

    詳細を読む

EO(検索エンジン最適化)とは

検索結果で自サイトが上位に表示されるようウェブサイトの構成などを調整することを意味します。サーチエンジン最適化や検索エンジン対策とも呼ばれ、検索エンジマーケティングとあわせて用いられる場合も多いようです。ユーザーが求める情報を見つけ出すために利用するキーワードを見つけ出し、キーワードに対して適切なコンテンツとして提供することが大前提になります。

SEOでしなければならないこと

2022年Googleは、AI を使って検索ユーザーのニーズにあうサイトを上位に表示させようとしています。このため検索ユーザーの意図(何かをしようと考えている事柄)や目的を考えて SEO を進めることが重要で、それは常に変化し続けます。

  • 専門性(特定の分野についてのみ深く関わっているさま。高度な知識や経験を要求されること。)を重視したコンテンツが上位表示の可能性が高くなっています。ユーザー検索の意図を考慮し、オリジナルのコンテンツを作ること。
  • 質の高い被リンク(リンク元のサイトの品質や関連性などで評価される)を獲得する。企業サイトでは取引先等のサイトも関連性は高いとみなされているので有効性はあります。しかし、関連性があったとしても SNS からの被リンクは原則効果はありません(Google公表)。
  • 変化に応じたサイトの運用をする。コンテンツの評価や被リンクの関連性は変更が加えられることもあります。変化に対応するサイトの運用に配慮することも大切です。

検索エンジンの評価

検索エンジンの評価はページが何について書いてあるのかを評価しています。したがって、このことについて意識し、検索エンジンにサイトのキーワードを正しく伝えることで順位の上昇や集客数の増加が望めます。

検索エンジンがサイトのテーマをどのように評価するかを考慮することは検索エンジンから集客を狙う場合、重要な要素になります。検索エンジンはサイトが何について書かれているかを評価し、サイトのテーマに関連するキーワードが利用されたときにテーマに沿っているサイトを優先的に検索結果に表示しようとするからです。

SEOで失敗しないために

SEOで失敗しないためにはまず、目的を明確にすることです。失敗の例としてよく見られるのが、検索ランキングの上位表示やアクセスアップのみとなってしまい、「なんのため」(目的)という部分が明確になっていないことがあります。目的は、「ユーザーを集客する」と「収益を確保する」ことです。アクセスしてくるユーザーは、自分の役に立つ情報が欲しくてキーワードを選んで検索しています。問題は表示されたページにユーザーが求める答えや情報が表示されているかどうかです。検索結果の上位表示やアクセスアップが目的になってしまうと訪問者数は順調に増加していくが、期待した成果にならないといったことが発生し、結果的に失敗したと判断されがちです。

失敗を引き起こさないためには長期的・総合的視野でサイトを構築・分析・修正を繰り返すことが必要になります。この時サイトの目的が明確になっていないと無駄な作業を繰り返すことになり、失敗してしまいます。

SEO運用ガイドライン

SEO対策の運用ガイドラインを作成しておくと作業のブレを回避することができます。WEBサイトの更新を続けているとSEOのテーマがブレてしまうことが発生し、運用中に結果がでなくなってしまいます。日々更新されるコンテンツの品質を保つためにもSEO運用ガイドラインを作成し、一定の品質を保ったままサイトを維持運用することが重要です。

SEO運用ガイドラインは運用時に下記の目的のために設定するものです。どのようなルールで構築されているのか、担当者以外の人が見ても理解できる形にしておきます。冒頭に、なぜ必要なのか目的を定義しておき、また、バージョン番号、担当者、改定日、更新履歴を明記しておく、そして過去のバージョンをいつでも参照できる状態にしておきましょう。

  • SEOのテーマのブレを回避する
  • コンテンツの更新時の無駄をなくし効率化を図る
  • コンテンツの一定の品質を確保する

ガイドラインを作成することで、得られる最も重要な成果は『満足度の向上』であり、ユーザーがスムーズに目的を達成できることが結果的に、目的達成につながります。ではなぜサイトの運用が失敗するのでしょうか。役割・位置づけが多様化し、規模も大幅に拡大したため、WEB担当者は次のような様々な問題に直面することになってしまったからです。

  • 運用時間に関する問題 → 更新作業が発生するたびに毎回時間がかかるため、業務効率が悪い日々の更新に追われて他になにもできない
  • 運用の体制に関する問題 → 部署を横断しての効果的な運用ができていない。サイトの構造がどうなっているのかだれもわからない。発注した制作会社ごとに作り方が違い別の制作会社で修正が難しい。
  • 運用の品質に関する問題 → ページごとの品質がばらばらで統一できていない。ルールをまとめた資料はあるが、内容が古くてガイドラインとして機能していない。

ガイドラインはサイトの運用をスムーズにすることと、顧客に迷いを生じさせないようにするために作成することが第一の目的です。また、検索エンジンでの評価獲得のためにもコンテンツを一定の品質に保つことができるようになり効果的です。

SEO運用ガイドラインを作成するには、Googleが公開しているウェブマスター向けガイドラインが参考になります。作成前には一度目を通すことを推奨します。

Googleのウェブマスター向けガイドライン

SEO運用ガイドラインを作成するには、Googleが公開しているウェブマスター向けガイドラインが参考になります。作成前には一度目を通すことを推奨します。

一般的に併用されているガイドラインには下記のようなものがあります。必要に応じて作成しましょう。