All in One SEO Packでnoindexを設定

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All in One SEO Packでnoindexを設定

WordPressプラグインの「All in One SEO Pack」(現在は「All in One SEO」として知られています)でnoindex設定を行う方法はいくつかあります。

1. 特定の投稿・固定ページにnoindexを設定する

個別のページや投稿に対してnoindexを設定したい場合は、以下の手順で行います。

  1. WordPress管理画面にログインします。
  2. noindexを設定したい投稿または固定ページの編集画面を開きます。
  3. 画面を下部にスクロールし、「All in One SEO」の設定項目を探します。
  4. 高度な設定(Advanced Settings)」や「Robots設定」のようなセクションをクリックして展開します。
  5. このページをインデックスさせない(noindex)」または「No Index」のチェックボックスをオンにします。
  6. ページを更新または公開して変更を保存します。

2. サイト全体、または特定の種類のページ(アーカイブ、タグなど)にnoindexを設定する

サイト全体の設定や、特定の種類のページ(例:日付別アーカイブ、投稿者アーカイブ、タグページ、検索結果ページ、404ページなど)にnoindexを適用したい場合は、以下の手順で行います。

  1. WordPress管理画面にログインします。
  2. 左側のメニューから「All in One SEO」→「検索の外観(Search Appearance)」をクリックします。
  3. アーカイブ(Archives)」タブや「高度な設定(Advanced)」タブなどを確認します。
  4. ここでは、日付別アーカイブ、投稿者アーカイブ、タグページなどの設定項目があります。
  5. それぞれの項目で「検索結果に表示」を「いいえ(No)」に設定することで、noindexが適用されます。
  6. 設定を変更したら、必ず「変更を保存」をクリックします。

noindex設定の注意点

  • カテゴリーページとタグページ: 以前はnoindexが推奨されることもありましたが、現在ではGoogleのジョン・ミューラー氏も「カテゴリーページはインデックスさせるべき」と述べています。タグページも同様に、コンテンツが重複していない限り、インデックスさせることで流入が増える可能性があります。安易にnoindexに設定しないよう注意しましょう。
  • 重複コンテンツ: 重複コンテンツや低品質なページ、テストページ、404エラーページなど、検索エンジンにインデックスされたくないページにnoindexを設定することは有効なSEO施策です。
  • サイトマップ: noindexを設定したページはXMLサイトマップから除外されることが多いです。
  • キャッシュのクリア: 設定を変更した後は、WordPressのキャッシュプラグインやサーバーのキャッシュをクリアすることで、変更がすぐに反映されやすくなります。
  • Google Search Consoleでの確認: noindex設定が正しく適用されているかを確認するには、Google Search Consoleの「カバレッジ」レポートで「除外」されたページを確認すると良いでしょう。

All in One SEOのバージョンによって、設定画面の表示や文言が多少異なる場合がありますので、実際の画面で確認してください。

※最新の情報を公式ページで確認ください

「noindex」を設定

All in One SEO PackはWordPressの自動的に作成される低品質コンテンツとされる可能性の高いページに「noindex」を設定することができます。但し、設定したからといって絶対にindexされないといったことはないので、定期的にインデックスは確認するようにしましょう。

「noindex」を設定できるのは投稿や固定ページをはじめメディアページなどデフォルトでnoindexを付加することができます。その他にも「日付別アーカイブにnoindexを使用」など必要に応じて設定可能になっています。

設定意味
noindexをデフォルト投稿や固定ページ、メディアなど、デフォルトでインディックスさせない
nofollowをデフォルトページ評価の受け渡しをしない
NOODPをデフォルトDMOZ(Open directory Project)に登録されている説明として表示しない。DOMZは2017年3月17日利用できなくなります。
NOYDIRをデフォルトYahoo!カテゴリーからの引用をしない。NOYDIRのサポートは終了しています。記述しても問題はない。
カテゴリーをnoindexにするチェックするとカテゴリーに適用される
日付別アーカイブにnoindexを使用日付別アーカイブに適用される
投稿者アーカイブにnoindexを使用投稿者アーカイブに適用される
タグをnoindexにするタグに適用される
検索ページにnoindexを使用検索ページに適用される
404ページにnoindexを使用404ページに適用される
All in One SEO Pack「noindex」の使い方

sitemap.xmlから「noindex」ページを除外する

XMLサイトマップとは、Webサイト内の各ページ情報(URLや優先度、最終更新日、更新頻度などの情報)を検索エンジン向けに記載したXML形式のファイル(sitemap.xml)のことです。

Googleにプラグイン等を利用してsitemap.xmlを送信している場合には「noindex」を設定したページはsitemap.xmlから除外するようにした方が良いようです。All in One SEO Packを使って送信している場合には「サイトマップから除外する」にチェックをすれば除外されます。また、メディアなど添付を「noindex」としていてもsitemap.xmlで送信しているとindexされることがあるのでこちらも設定を確認するようにしてください。

サイトマップにはクロール・インデックスさせたいURLを記述するものです。従って次のものは記述しないほうがよいURLとなります。

  • robots.txtでブロックしているURL
  • noindexで検索結果から非表示にしているURL
  • 404エラーを返しているURL
  • リダイレクト元のURL

WordPressは自動的にアーカイブページやメディアページ等を作成するようになっています。このようなページは投稿記事と重複するような内容になってしまうことも多く、検索エンジンに低品質サイトの評価を受けてしまうリスクが生じます。内容の薄いページはAll in One SEO Packで動的にnoindexをつける設定にしておきましょう。

「noindex」を設定しても他外部サイトからリンクされている場合や、一度indexされてクリックされることが多いページ等はindexから消えることがないこともあります。

noindexはSEOに有効なのか

「noindex」は、特定のページを検索エンジンのインデックスから除外し、検索結果に表示させないための指示です。SEOに有効かどうかは、その使い方によって大きく異なります。

noindexがSEOに有効なケース

  • 低品質なコンテンツの除外: 情報が薄いページ、自動生成されたコンテンツ、ユーザーに価値を提供しないページなどは、サイト全体の評価を下げる可能性があります。これらのページにnoindexを設定することで、Googleが評価するページの質を高め、サイト全体のSEO評価向上に繋がります。
  • 重複コンテンツの解消: 類似した内容のページが複数存在する場合、検索エンジンはどのページを評価すべきか判断に迷い、結果としてすべてのページの評価が分散してしまうことがあります。noindexを使って不要な重複ページをインデックスから除外することで、重要なページに評価を集中させることができます。
  • 集客目的ではないページの非表示:
    • サンクスページやカート内のページ: 購入完了後などに表示されるこれらのページは、検索結果に表示される必要がありません。
    • 管理ページ、ログインページ、テストページ: これらは一般ユーザーに見せるべきではないページであり、noindexで非表示にすることでセキュリティやサイトの整理に役立ちます。
    • アーカイブページやタグページ: これらのページがメインコンテンツよりも上位表示されてしまう場合に、noindexを設定することでより関連性の高いページが上位表示されるように調整できます。
  • クロールバジェットの最適化: 検索エンジンがサイトをクロールする時間やリソースには限りがあります。重要度の低いページをnoindexにすることで、クローラーが価値のあるページに集中して巡回するよう促し、効率的なクロールとインデックスを支援します。

noindexを使用する際の注意点

  • 重要なページに設定しない: 誤ってnoindexを設定してしまうと、そのページは検索結果から完全に消え、オーガニック検索からのトラフィックが失われます。設定前に、そのページが本当に検索結果に表示されるべきではないか慎重に判断する必要があります。
  • robots.txtでブロックしない: noindexは、検索エンジンがページをクロールしてnoindexの指示を読み込むことで機能します。もしrobots.txtでクロール自体をブロックしてしまうと、noindexの指示が伝わらず、ページがインデックスされてしまう可能性があります(ただし、他のサイトからのリンクなどによってインデックスされる場合もあります)。
  • 設定が反映されるまで時間がかかる: noindexを設定しても、すぐに検索結果から消えるわけではありません。検索エンジンが再度そのページをクロールし、noindexの指示を認識するまでには時間がかかります。
  • 過度な使用は避ける: 必要以上にnoindexを多用すると、サイトのクロールが全体的に遅くなる可能性もあります。

まとめ

noindexは、適切に使用すればサイトのSEO評価を向上させる有効なツールです。低品質なコンテンツや重複コンテンツ、検索結果に表示させる必要のないページを適切に管理することで、サイト全体の品質を高め、重要なページがより検索エンジンに評価されやすくなります。しかし、誤った使い方をするとSEOに悪影響を与える可能性があるため、慎重な判断と設定が重要です。

WordPressでSEOを強化するテーマとレンタルサーバー

SEOに強いテーマとレンタルサーバーの組み合わせは、ウェブサイトのパフォーマンスと検索エンジンでの視認性を大きく左右します。以下にそれぞれのおすすめと選び方のポイントをまとめました。

SEOに強いWordPressテーマは、主に以下の要素を重視して選ぶと良いでしょう。

  • 表示速度の速さ: ページの読み込み速度はSEO評価に直結します。軽量で最適化されたテーマを選びましょう。
  • モバイルフレンドリー(レスポンシブデザイン): スマートフォンからのアクセスが増えている現代において、どのデバイスでも見やすく表示されるレスポンシブデザインは必須です。
  • 内部SEO対策済み: パンくずリスト、適切なHTML構造(hタグの最適化)、schema.orgなどの構造化データ対応、SNSシェアボタンの設置などがデフォルトで備わっていると、手動での設定の手間が省けます。
  • カスタマイズ性: デザインや機能の自由度が高いと、サイトの目的に合わせて最適な形に調整できます。ただし、過度なカスタマイズは表示速度低下の原因にもなるため注意が必要です。
  • サポート体制と更新頻度: テーマの不具合修正やWordPress本体のアップデートへの対応など、サポートがしっかりしているテーマを選ぶと長期的に安心して利用できます。

サーバーはWordPressサイトの「土台」となるため、SEOに与える影響も大きいです。特に以下の点に注目してサーバーを選びましょう。

  • 表示速度(高速性): サーバーの応答速度が速いことは、ユーザー体験の向上だけでなく、Googleのランキング要因としても重要です。SSDストレージ、HTTP/2、LiteSpeedなどの高速化技術を導入しているサーバーがおすすめです。
  • 安定性(稼働率): サーバーが頻繁にダウンしたり不安定だと、サイトにアクセスできなくなり、SEO評価に悪影響を与えます。稼働率の高い信頼できるサーバーを選びましょう。
  • WordPressに最適化されているか: WordPress専用の高速化機能や、WordPressの自動インストール、自動バックアップ機能などが充実しているサーバーは、運用が楽になります。
  • SSL証明書(HTTPS): 今やWebサイトのHTTPS化は必須です。無料のSSL証明書を提供しているサーバーを選びましょう。
  • サポート体制: サーバーに関するトラブルが発生した際に、迅速かつ的確なサポートが受けられるかどうかも重要です。

SEO(検索エンジン最適化)は、単一の施策だけで完結するものではなく、様々な付帯サービスやツールと連携することで、より効果を高めることができます。主な付帯サービスとしては、以下のようなものが挙げられます。SEO対策やSNSとの連携は専門知識も要求されます、外部サービスの利用を検討されてはいかがでしょう。