Manual Related Postsは記事を関連付けSEO強化するプラグイン
Manual Related Postsは手動で記事を関連付けるプラグインです。関連記事を表示してくれるプラグインの多くが自動で表示してくれるのに対し関連性を手動で設定すことが特長です。また、投稿記事だけでなくトップページなどにも表示することができるようになっています。
WordPress.org | Manual Related Posts |
有効インストール | 1000+ |
WordPressバージョン | 4.1 |
テストバージョン | 6.5 |
PHPバージョン | 7.0 |
Manual Related Posts は関連する投稿を手動で選択できるシンプルな「関連投稿」プラグイン。カスタム投稿を含む、WordPress のあらゆる投稿タイプをサポートしています。
Manual Related Postsの使い方
関連の記事を表示することは、サイト内の回遊率の改善や、内部リンクの強化といったSEO効果を生み出します。Relatedの表示はリスト形式で、サムネ画像は表示されません。画像でアピールしたい記事の場合には他のプラグインも確認すべきかもしれません。
Manual Related Posts では以下のことができます。
- ブログの投稿や固定ページ(トップページも)に関連する記事を手動で追加できる
- ドラッグアンドドロップで表示を並び替えることができる
- カスタムマークアップが可能、独自のカルーセルを作成できる
- 関連投稿を表示するウィジェットが含まれています。
- コードとデータベースリクエストが軽量です。
- 投稿のリストを投稿のコンテンツに追加することもできます。
- カスタム マークアップが可能で、独自のカルーセルや好きなものを構築できます。
◆インストール
Manual Related Posts をインストールするには、ダッシュボード → プラグイン → 新規追加と進みます。
そして、検索 → プラグイン名で検索 → インストール → 有効化すれば利用できるようになります。
プラグインの注意点
プラグインの多用は表示速度やメンテナンス性などに影響を与えるので必要なものに留める方が良いようです。また、インストールするサーバ環境や干渉、テーマとのマッチングの問題も発生します。
プラグインとは機能を拡張するためのツールです。コアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないように設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったものを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。
WordPress Codex日本語版(公式オンラインマニュアル)
プラグインはインストール時や更新時にエラーを起こしてしまうことがあります。エラーによってはサイトが表示できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトを利用できなくなったりすることもあります。
プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっています。更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。
プラグインのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
必要な機能を簡単に導入することができる | 数が多くなると、サイトが重くなる |
管理画面だけで柔軟に対応できる | 数が多くなると、管理しきれなくなる |
難易度の高いコーディングをしなくてすむ | 他と競合したり、バグがあったりするものもある |
アップデートに伴い、アップデートがかかり、対応してくれる | サポートが途中で終わるものもある |
SEO(検索エンジン最適化)とは
検索結果で自サイトが上位に表示されるようウェブサイトの構成などを調整することを意味します。サーチエンジン最適化や検索エンジン対策とも呼ばれ、検索エンジマーケティングとあわせて用いられる場合も多いようです。ユーザーが求める情報を見つけ出すために利用するキーワードを見つけ出し、キーワードに対して適切なコンテンツとして提供することが大前提になります。
SEOでしなければならないこと
2022年Googleは、AI を使って検索ユーザーのニーズにあうサイトを上位に表示させようとしています。このため検索ユーザーの意図(何かをしようと考えている事柄)や目的を考えて SEO を進めることが重要で、それは常に変化し続けます。
- 専門性(特定の分野についてのみ深く関わっているさま。高度な知識や経験を要求されること。)を重視したコンテンツが上位表示の可能性が高くなっています。ユーザー検索の意図を考慮し、オリジナルのコンテンツを作ること。
- 質の高い被リンク(リンク元のサイトの品質や関連性などで評価される)を獲得する。企業サイトでは取引先等のサイトも関連性は高いとみなされているので有効性はあります。しかし、関連性があったとしても SNS からの被リンクは原則効果はありません(Google公表)。
- 変化に応じたサイトの運用をする。コンテンツの評価や被リンクの関連性は変更が加えられることもあります。変化に対応するサイトの運用に配慮することも大切です。
検索エンジンの評価
検索エンジンの評価はページが何について書いてあるのかを評価しています。したがって、このことについて意識し、検索エンジンにサイトのキーワードを正しく伝えることで順位の上昇や集客数の増加が望めます。
検索エンジンがサイトのテーマをどのように評価するかを考慮することは検索エンジンから集客を狙う場合、重要な要素になります。検索エンジンはサイトが何について書かれているかを評価し、サイトのテーマに関連するキーワードが利用されたときにテーマに沿っているサイトを優先的に検索結果に表示しようとするからです。
SEOで失敗しないために
SEOで失敗しないためにはまず、目的を明確にすることです。失敗の例としてよく見られるのが、検索ランキングの上位表示やアクセスアップのみとなってしまい、「なんのため」(目的)という部分が明確になっていないことがあります。目的は、「ユーザーを集客する」と「収益を確保する」ことです。アクセスしてくるユーザーは、自分の役に立つ情報が欲しくてキーワードを選んで検索しています。問題は表示されたページにユーザーが求める答えや情報が表示されているかどうかです。検索結果の上位表示やアクセスアップが目的になってしまうと訪問者数は順調に増加していくが、期待した成果にならないといったことが発生し、結果的に失敗したと判断されがちです。
失敗を引き起こさないためには長期的・総合的視野でサイトを構築・分析・修正を繰り返すことが必要になります。この時サイトの目的が明確になっていないと無駄な作業を繰り返すことになり、失敗してしまいます。
SEO運用ガイドライン
SEO対策の運用ガイドラインを作成しておくと作業のブレを回避することができます。WEBサイトの更新を続けているとSEOのテーマがブレてしまうことが発生し、運用中に結果がでなくなってしまいます。日々更新されるコンテンツの品質を保つためにもSEO運用ガイドラインを作成し、一定の品質を保ったままサイトを維持運用することが重要です。
SEO運用ガイドラインは運用時に下記の目的のために設定するものです。どのようなルールで構築されているのか、担当者以外の人が見ても理解できる形にしておきます。冒頭に、なぜ必要なのか目的を定義しておき、また、バージョン番号、担当者、改定日、更新履歴を明記しておく、そして過去のバージョンをいつでも参照できる状態にしておきましょう。
- SEOのテーマのブレを回避する
- コンテンツの更新時の無駄をなくし効率化を図る
- コンテンツの一定の品質を確保する
ガイドラインを作成することで、得られる最も重要な成果は『満足度の向上』であり、ユーザーがスムーズに目的を達成できることが結果的に、目的達成につながります。ではなぜサイトの運用が失敗するのでしょうか。役割・位置づけが多様化し、規模も大幅に拡大したため、WEB担当者は次のような様々な問題に直面することになってしまったからです。
- 運用時間に関する問題 → 更新作業が発生するたびに毎回時間がかかるため、業務効率が悪い日々の更新に追われて他になにもできない
- 運用の体制に関する問題 → 部署を横断しての効果的な運用ができていない。サイトの構造がどうなっているのかだれもわからない。発注した制作会社ごとに作り方が違い別の制作会社で修正が難しい。
- 運用の品質に関する問題 → ページごとの品質がばらばらで統一できていない。ルールをまとめた資料はあるが、内容が古くてガイドラインとして機能していない。
ガイドラインはサイトの運用をスムーズにすることと、顧客に迷いを生じさせないようにするために作成することが第一の目的です。また、検索エンジンでの評価獲得のためにもコンテンツを一定の品質に保つことができるようになり効果的です。
SEO運用ガイドラインを作成するには、Googleが公開しているウェブマスター向けガイドラインが参考になります。作成前には一度目を通すことを推奨します。
Googleのウェブマスター向けガイドライン
SEO運用ガイドラインを作成するには、Googleが公開しているウェブマスター向けガイドラインが参考になります。作成前には一度目を通すことを推奨します。
一般的に併用されているガイドラインには下記のようなものがあります。必要に応じて作成しましょう。
プロモーション
THE-THOR
圧倒的にSEOに強く・抜群に上位表示されやすい「究極のSEO最適化テーマ」です。HTML5+CSS3による最新のコーディング・検索エンジンに優しい構造化マークアップに対応。中小企業に必要な、アクセスUP、収益UPを強力に後押しする「集客・収益化支援システム」が搭載されていて、コーポレートサイトやビジネス用メディアブログなどの利用に適しています。
賢威
「賢威(ケンイ)」は、SEO業界で圧倒的な実績を持つ京都のWebプランニングチーム「ウェブライダー」が、 そのノウハウを余すことなく詰め込んだ、SEOテンプレートパックです。賢威はSEO実績が多く、SEOマニュアルや購入者専用の会員サイトでSEOの学習ができるのは大きなメリットなるでしょう。
集客職人
中小企業のウェブサイト向けSEO対策プログラムです。該当のウェブサイトを解析し、現在の検索順位の把握はもちろんのこと、その検索順位を上げるために必要な対策として有効なタスクを探し出してくれます。ウェブサイトを解析すると、いまの状態でどのような対策が必要なのかを項目ごとに表示してくれます。各項目の優先度も同時に判定して、その優先度順に表示されるので、作業を進めていくのに効率的な順番がひと目でわかります。
SEO検定
2002年より全国でSEO対策セミナーを開催している(社)全日本SEO協会が、その時代の変化に適用し、長年蓄積してきたSEO技術を体系的にまとめたカリキュラムです。アカデミックなクオリティーで4級から1級まで段階的にトータル学習できる検定制度です。
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