Twenty SeventeenはビジネスサイトにフォーカスしたWordPressテーマ

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Twenty Seventeen

Twenty Seventeenはトップページは2カラム、固定ページをトップページに指定しない場合ページ先頭から more タグまでが抜粋表示されます。moreタグを記述しないとページ全体が抜粋されるので、記事公開時には注意が必要です。記事ページは1カラムで構成することもサイドメニューを配置することもできます。

Twenty Seventeen

Twenty Seventeen は公式ディレクトリから利用できる2017年のデフォルトテーマです。カスタマイズできるのは、「サイト基本情報」、「色」、「ヘッダーメディア」、「メニュー」、「ウィジェット」、「追加CSS」となっています。ウイジェットエリアは「ブログサイドバー」「フッター1」、「フッター2」となっています。Twenty Seventeen のトップページは2カラム、固定ページをトップページに指定しない場合ページ先頭から more タグまでが抜粋表示されます。

WordPress.orgTwenty Seventeen
有効インストール500,000+
WordPressバージョン4.7
PHPバージョン5.2.4
Twenty Seventeen

※デフォルトテーマでサイトを運用する場合は、日本語フォントの大きさや、種類をカスタマイズしたくなります。このカスタマイズをするにはスタイルシート・cssの知識などが必要になってきます。初心者の方には少しハードルが高いかもしれません。日本語で開発された有料テーマなどを利用されるとスムーズにサイトを作り上げることができるのではないでしょうか。

テーマカスタマイザー

ダッシュボードからできるTwenty Seventeen のカスタマイズは、「サイト基本情報」、「色」、「ヘッダーメディア」、「メニュー」、「ウィジェット」、「追加CSS」となっています。カスタマイズの編集はダッシュボードより、「外観」→ 「カスタマイズ」と進みます。

サイト基本情報サイト基本情報では、「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」を編集できます。「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」を非表示にすることもできるようになっています。また、「サイトアイコン」もここで指定します。サイズは512 x 512 です。
色は「ライト」、「ダーク」、「カスタム」からセレクトできます。また、ヘッダーテキストの色もここで指定するようになっています。
ヘッダーメディア「ヘッダーメディア」には動画か画像を表示させることができます。動画を表示させるには.mp4型式のファイルを指定します、画像はアップロード後切り抜きフィットさせることが可能です。
メニューページ先頭部の「Heder Navigation」とソーシャルリンクメニューがカスタマイズできます。
テンプレートファイルデフォルトのカスタマイズで足りない部分は以下のテンプレートファイルをカスタマイズすることになります。

index.php
404.php
archive.php
comments.php
function.php
header.php
page.php
serch.php
serchform
sidebar.php
single.php
追加cssサイトの外観とレイアウトをカスタマイズするには、独自の CSS コードを追加します。
Twenty Seventeen のテーマカスタマイザー

ウィジェット

Twenty Seventeen のウィジェットエリアは「ブログサイドバー」、「フッター1」、「フッター2」となっています。固定ページにはサイドバーエリアがないので、固定ページを利用するにはフッター1とフッター2に共通させたいものを配置することが必要になります。Twenty Seventeen はアイキャッチの使い方が非常に特徴的で、非表示にされているサイトも多いようです。好き嫌いはわかれるかもしれませんがインパクトのあるページを作りたい方にはお勧めかもしれません。

  • ブログサイドバー
  • フッター1
  • フッター2

テーマの注意点

WordPressのテーマとは、サイト全体のテンプレートのことです。テーマは複数のファイルの集合体で、デザインなどの内容が一式セットになっています。そのため、テーマを変更すれば複雑な処理を行うことなく、デザインや構成、機能などを変えることができます。テーマは、インターネット上で無料ダウンロードできるものから、有料で販売されているものもあります。また、自分で作成したテーマをアップロードして使用することも可能です。

テーマの更新には、機能の追加・変更などのほかに、セキュリティ向上や不具合の修正なども含まれるため、常に最新の状態にアップデートしておくことです。また、テーマを更新すると、カスタマイズは初期化してしまいます。更新する度にカスタマイズし直すのは手間がかかるので、「子テーマ」の利用が推奨されています。子テーマを作る理由はテーマを直接カスタマイズしてしまうと、テーマのバージョンアップによって変更した内容が上書きされてしまうからです。子テーマは、親テーマの機能やスタイルを引き継いでいます。子テーマにカスタマイズを加えておけば、テーマを更新した後もカスタマイズした状態をそのまま引き継げます。

どのテーマを利用するにしても、サイトの表示速度やセキュリティについても注意しましょう。テーマによっては、複雑なデザインや機能が豊富で、少し表示が遅いものもあります。ページが表示されないとユーザーが立ち去ってしまうことになりかねません。また、無料だからというわけではないのですが、悪意のあるプログラム(ソース)があるもや最新のセキュリティに対応できていないものも存在します。表示速度やセキュリティについてはサーバーに依存する側面も強くあります。この点を踏まえたレンタルサーバー選びも検討しておきましょう。

テーマを変更するときの注意点

WordPressは比較的簡単に着せ替えることが可能で、新しいテーマをインストール&有効化すればとりあえずWEBサイトにはなっています。注意したいのは、検索エンジンからの流入を重視している場合、着せ替え後一定期間で流入がダウンすることがあります。着せ替え後のコンテンツの修正が多岐にわたっている場合などはこの現象が顕著に表れることもあります。変更後はアクセス状況に注目し、どんなページ変化が生じているかを調査した方がいいかもしれません。

サイトのロゴやフッター、ウイジェットエリアの表示、サムネ(アイキャッチ)等の表示も大幅に変更されることもあります。また利用中のプラグインが干渉して思わぬ表示になってしまうことも考慮しておきましょう。テーマインストール後にテーマ一覧でライブプレビューボタンが表示されるので事前にチェックするようにしましょう。

WordPress運用のポイント

WordPressは非常に人気のあるコンテンツ管理システム(CMS)で、ブログやウェブサイトの作成・運営に広く利用されています。そんなWordPressの運用にあたっては考慮すべきポイントがいくつかあります。

テーマの選定とカスタマイズ】適切なテーマを選び、必要に応じてカスタマイズすることで、サイトのデザインやユーザビリティを向上させることができます。

【プラグインの管理】必要な機能を追加するためにプラグインを使用しますが、不要なプラグインは削除し、定期的に更新することが推奨されます。これにより、セキュリティリスクを軽減できます。

※有料WordPressテーマはカスタマイズが容易で、豊富な機能が装備されているのでおすすめといえるでしょう。

【定期的なバックアップ】データの損失を防ぐために、定期的にバックアップを取ることが重要です。プラグインを利用することやレンタルサーバーのバックアップを活用しましょう。

セキュリティ対策】WordPressは人気があるため、攻撃の対象になりやすいです。セキュリティプラグインの導入や、定期的なパスワード変更、SSL証明書の導入などが推奨されます。

パフォーマンスの最適化】サイトの表示速度を向上させるために、キャッシュプラグインの利用や画像の最適化を行うことが重要です。

【SEO対策】検索エンジン最適化(SEO)を意識したコンテンツ作成や、SEOプラグインの活用が重要です。これにより、検索結果での表示順位を向上させることができます。

ユーザーエンゲージメント】コメント機能やSNSとの連携を活用し、訪問者とのコミュニケーションを促進することも大切です。

※SEO対策やSNSとの連携は専門知識も要求されます、外部サービスの利用を検討されてはいかがでしょう。

有料WordPressテーマのメリット

WordPressテーマには、テーマディレクトリからダウンロードして利用できるものの他に、無料で公開されているもの、WEB制作会社等から販売されているものがあります。有料テーマを利用するメリットには以下のものがあります。

  • デザイン性が高くなる
  • 業種・目的に合ったテーマを選びやすい
  • カスタマイズをしなくても使える
  • プラグイン・ウィジェットの機能が充実している
  • 記事の装飾機能が充実している
  • 記事の作成に集中できる
  • 無料テーマよりもSEOが強い

wordpress.org で公開されているテーマは無料で利用できることが魅力ですが、カスタマイズやプラグインの導入などが必要です。その点有料テーマはカスタマイズの柔軟性やプラグインを利用しなくても十分機能をもたされているので、関連のスキルを学習することなくサイトの運用を開始できます。